全国の通信記事
2024年10月19日号
栃木 北関東教区檀信徒研修道場
【栃木】10月19日、令和6年度北関東教区檀信徒研修道場が栃木県さくら市妙福寺(栃木県宗務所長野澤壯監住職)の第743回宗祖日蓮大聖人御報恩会式法要とあわせて開催され、管内教師と檀信徒約60人が集まった。お会式では導師 野澤宗務所長 副導師 中田法璋師(蓮性院住職)池田正樹師(最勝寺住職)のもとお会式法要、お会式特別祈祷を管内僧侶出仕のもと檀信徒と共に営んだ。法要終了後、千葉県勝浦市 龍蔵寺住職 蓑輪顕寿僧正による高座説教が行われた。代務されているもう一つのお寺はテレビ番組「ぽつんと一軒家」でも紹介され、あじさい寺としても有名である。取材された当時の話や、臨滅度時の御本尊にまつわる話、日蓮聖人の身延山に入られての九年間について話した。参加者は真剣な眼差しで、話を聞いていた。その後、清興として落合崇史さんによるミニコンサートが行われた。落合さんは太陽にやかれて、スリル・ミーなどの演劇、ミュージカルの音楽監督や監修を務められ、演奏されたマンドリンから奏でられる心地よい音色に参加者は聴き入っていた。
2024年10月2日号
埼玉 護法団参・統一信行会
【埼玉】宗務所(石黒淳明所長)は、10月2日に身延山久遠寺で
護法団参・統一信行会を開催した。僧侶・檀信徒あわせて261人が
参加した。
当日は、早朝より県内各所からバス7台で身延山へ向かい、久遠寺
到着後は各号車ごとに記念撮影。新書院・客殿など諸堂での昼食後、
本堂へ移動し「輪番法儀・統一信行会」が行われ、輪番委嘱式では
持田日勇法主猊下より石黒宗務所長へ輪番給仕の委嘱が行われ、
「たくさんのお題目お唱えいただき、大聖人に対する給仕のまことを
捧げていただくとともに、お題目の功徳をお持ち帰りいただきたい」と
お言葉をいただいた。
引続き、石黒宗務所長を導師に統一信行会が行われ、石黒所長は挨拶の
なかで「今回の団参は、令和13年にお迎えする750遠忌にむけて
精進し報恩感謝の心をもってお迎えすることをお誓いする意味もございます」「7年後の750遠忌にむけて、お題目とのご縁を深め繋がりを
より広めていただきたくお願い申し上げます。また、是非ご一緒に身延山へお参りいたしましょう」と話した。
法要後、祖師堂、御真骨堂を参拝後に下町を散策し帰路についた。
参加者は「身延山で、大勢で心を込めてお題目をお唱えできて感動した。貴重な経験となった」と話した。
2024年9月15日号
栃木 訃報・関谷隆宣師
【栃木】令和6年9月15日、栃木県真岡市 セレモニー真岡市民ホールにおいて大法山興隆寺第6世関谷隆宣上人(本隆院日修上人)の本葬儀が執り行われた。令和6年7月16日ご遷化、法壽93歳であった。同寺代務住職篠原正文師が導師を勤め、管内僧侶が出仕、栃木県宗務所野澤壯監所長、塚本光俊総代が弔辞を述べた。関谷上人は市内の工業団地で働く身寄りのない外国人の供養を進んで引き受け、真岡市唯一の日蓮宗寺院である興隆寺でお題目の布教に生涯を捧げた。その朗々とした読経の声は檀信徒の心に深く残っている。