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2026年4月14日号
埼玉・千鳥ヶ淵墓苑慰霊法要、靖国神社参拝
【埼玉】令和8年4月14日(火)、埼玉県宗務所および埼玉県檀信徒協議会の共催による戦没者慰霊法要が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑において厳修された。初夏を思わせる晴天のもと、檀信徒80名、教師24名、計104名が参列し、厳粛な雰囲気の中で執り行われた。
開式に先立ち、埼玉県檀信徒協議会会長の柴清氏(八潮市、妙光寺檀徒)が挨拶に立ち、これまで報道等で存在を知りながらも参拝の機会に恵まれなかった同墓苑にて本法要に参加できた喜びを述べるとともに、宗務所長石黒淳明上人をはじめ関係者への謝意を表した。また、同墓苑に約37万柱に及ぶ遺骨が安置されていることに触れ、参列者が一心に唱えるお題目が慰霊の一助となることへの願いを語った。
続いて、墓苑奉仕会常務理事の住吉氏より施設概要の説明が行われた。同墓苑は昭和34年に建立された無名戦没者のための慰霊施設であり、先の大戦において海外等で亡くなりながらも帰還が叶わなかった遺骨が納められている。六角堂を中心とする納骨施設には戦域ごとに遺骨が安置され、現在も収集事業が継続されているほか、宗教・宗派を問わず誰もが祈りを捧げることができる場であることが紹介された。
その後、埼玉県出身のソプラノ歌手・根岸茉由さんによる「ささぐみあかし」ならびに「宗歌」の奉納が行われ、澄み渡る歌声が苑内に響き渡り、参列者の心を深く打った。
引き続き、石黒淳明宗務所長(川口市感應寺住職)を導師、宗務所職員を式衆として慰霊法要が厳修された。参列者は一心にお題目を唱え、戦没者諸霊の追善供養と世界平和の祈願を捧げた。
法要後の挨拶で石黒所長は、現代においても世界各地で戦争や紛争が絶えず、多くの尊い命が失われている現実に言及。その上で法華経の教えに基づき、人々が互いに支え合いながら生きる尊さを再確認し、立正安国・世界平和の実現に向けて祈りと誓いを新たにすることの重要性を説いた。さらに、今後予定される諸行事への参加協力を呼びかけ、5年後の750遠忌に向けて法華経・お題目の縁を一層深めていくことに期待を示した。
本法要を通じ、参列者は戦没者への追悼の誠を捧げるとともに、平和への願いを新たにし、尊き命の重みを改めて胸に刻んだ。なお、法要後には記念撮影を行い、その後靖国神社へ移動して正式参拝、遊就館見学を行うなど、終日を通して慰霊の誠を尽くした。
2026年3月12日号
埼玉 祝賀会・慰労会・激励会
【埼玉】令和8年3月12日、さいたま市のロイヤルパインズホテル浦和において、三枝泰英師の本山堺妙國寺第63世加歴晋山祝賀会、並びに松永慈弘師宗会議員退任慰労会、加藤大貴師宗会議員就任激励会が開催され、管内より有志61名が参加した。
会の冒頭、発起人代表の外岡信昭師(川口市妙仙寺住職)より、三師のこれまでの功績を労うとともに、今後のさらなる活躍を願う挨拶が述べられた。続いて石黒淳明宗務所長(川口市感應寺住職)が祝辞を述べ、三師の宗門への多大な貢献を称えた。
また、有志を代表して前田海意師(三芳町妙林寺住職)より三枝師へ、仁部前崇師(杉戸町上原寺住職)より松永師へ、濱田衛文師(川口市常住寺住職)より加藤師へ、それぞれ目録と花束が贈呈された。
三枝師は挨拶の中で、加歴晋山に至るまでの経緯に触れるとともに、出席者の中に若い僧侶の姿が多く見られることに言及し、「埼玉県の将来を担う人材が育ってきていることを大変嬉しく思う」と述べた。松永師は、宗会議員として4期16年にわたり「宗門維新」を掲げ歩んできた歳月を振り返り、「日蓮宗がより良い方向へ進むための舵取りの一助となっていれば幸い」と語り、その志を後進の加藤師へ託す思いを述べた。これを受けて加藤師は、「時に嫌われ役となることもあるかもしれないが、埼玉県、ひいては宗門のために全力で職責を果たしたい」と力強く決意を表明した。
その後、齋藤純孝師(戸田市妙顕寺住職)が乾杯の挨拶を行い、会の開催に尽力した関係者への感謝を述べて杯を掲げた。さらに、栃木県小山市妙建寺修徒でありオペラ歌手としても活躍する西口彰音師が美声を披露し、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。
三師の功績を称えるとともに、今後のさらなる活躍と宗門の発展を祈念し、盛会のうちに閉会した。
2026年3月10日号
埼玉 先師法要
【埼玉】令和8年3月10日(火)、埼玉県声明師会主催による管内先師法要が、川越市本應寺において厳修された。本法要は、管内寺院の先師方へ感謝と追悼の誠を捧げるため、毎年執り行われているものであり当日は県内各地より声明師会会員ならびに関係者が参集し、先師方への報恩感謝の誠をもって供養が営まれた。
導師は埼玉県声明師会会長の星光陽上人が勤められた。法要の中で星上人は、「先師方のご功績に報恩感謝の念を捧げ、その教えと伝統を大切に継承しながら、声明師会の発展に努めてまいりたい」と述べ、参列者に対し一層の精進を呼びかけられた。
本應寺本堂には読経と声明の声が厳かに響き渡り、参列者は合掌しながら静かに祈りを捧げた。
法要終了後には、参加者同士で研鑽する姿も見られ、声明の意義と伝統を次代へ受け継いで決意を新たにする時間となった。



















