全国の通信記事
2026年1月31日号
三重 水行祭
【三重】1月31日に三重県松阪市の法久寺(浅井教幸住職)に於いて、三重県日蓮宗青年会(大宮泰幸会長)主催による水行祭が開催され、55名が参加した。
例年、水行だけを行う行事だったが、今回から「大人向けの修行体験」として水行以外にも日蓮宗の修行を行った。
13時に開催寺院の法久寺 浅井教幸住職の挨拶の後、大宮泰幸青年会会長が「今日はしっかり修行をしていただき、水行に関しては水を被れない方の分まで青年会員が被ります」と挨拶し始まった。
最初に飯沼法覚上人(三重県四日市市 智玄寺住職)による仏前作法、焼香練習、五種法師行の説明の後、読誦行で自我偈を参加者と共にゆっくりお読みした。
その後、浅井教佑上人(三重県松阪市 法久寺)が「戦後80年 先祖と英霊の供養」と題しての法話があり、沖縄や知覧、サイパンなどに慰霊に行った経験から自身が感じたことを話した。
法話の後、加藤英慶上人(三重県桑名市 壽量寺住職)による唱題行では、参加者と共に大きな声でお題目をお唱えした。
15時30分頃からは青年会員5名と8名の参加者による水行が3座に分けて行われ、気温7度と冷たい空気の中、大きな声で水行肝文を唱えながら7回水を被った。
母親と共に当日の飛び入りで水行に参加した荒木晴天くん(7歳)は、普段自宅でのお風呂ではシャワーを顔から浴びることができないそうだったが、そんなことも感じさせない見事な水行を披露し、境内で見学していた参加者からは自然と拍手がおこった。
対面で水行をした母親もその姿にびっくり。見学していた晴天くんのお姉さんも「来年は私も水を被りたい」と話したそう。
大人向けの修行体験として1日が始まったが、最後は幼い少年の立派な姿に大人はみな感銘を受け、笑顔で帰路についた。
2026年1月28日号
愛知名古屋 身延山本願人会新年祝祷会
【愛知県名古屋】1月28日、身延山名古屋本願人会は愛知県名古屋市名東区の本成寺(天野行淳住職)において、総本山身延山久遠寺副総務の豊田慈證布教部長らをお迎えし、総勢約40名で新年祝祷会を開催した。
当日は冬らしい寒さであったが好天に恵まれ、豊田部長を導師に法要が厳修され、祖願成就並びに身延山名古屋本願人会員の身体健全、信力不退を参加者全員で祈願した。その後、名古屋市管内修法師によるご祈祷が施され、会員全員で令和8年の開運隆昌の祈りを捧げた。
その後、名古屋本願人会顧問を務める本成寺天野行淳住職が本成寺の歴史や現在までの状況を話し、今後も参加者の皆さんと共に法華経お題目の広宣流布をしていく決意を誓った。
2026年1月27日号
埼玉 教師大会開催
【埼玉】令和八年一月二十七日(火)、さいたま市の大宮ソニックシティの会議室にて日蓮宗埼玉県宗務所(石黒淳明所長)主催の教師大会が開催され、四十七名の管内教師が参加した。開式にあたり、石黒所長が挨拶に立ち、「本年も宗内行事が数多く予定されておりますが、皆さまのご理解とご協力を賜りながら、一つ一つを大切に勤めてまいりたい」と述べ、管内の結束を呼びかけた。
続いて講演会が行われ、福井県妙智寺住職坂井是真師を講師に迎え、「いのちに合掌 〜日となれ、蓮となれ〜」と題した講演を行った。坂井師は、自身の生い立ちから在家時代、師僧との出会いを経て得度に至る歩みを語りつつ、「僧侶のスガタとは何か」という根本の問いを参加者に投げかけた。
講演では、現代社会が僧侶に求める姿として三つの理想条件を示した。一つ目は、いのちに響く声で届ける「読経力」、二つ目は、日常の所作そのものが教えとなる「振る舞い」、三つ目は、人々に安心を与える「笑顔」と語り、僧侶像を明示した。
講演に続き、宗務院教務課長、雨宮通一師が登壇し、「日蓮宗の教育を考えよう 〜信行道場を中心として〜」と題して講義を行った。雨宮師は、日蓮宗僧侶養成の現状として、家庭生活と寺院生活の混在による修行環境の変化、師僧と弟子の関係の希薄化、身体的・精神的な負担を抱える僧侶の増加、学ぶ機会の減少などを挙げ、宗門教育の課題を提示した。
さらに、七百五十遠忌事業課長、滝本修司師より第七百五十遠忌事業についての説明がされ、宗門を挙げた取り組みの意義が共有された。
その後、新たに第十二区選出宗会議員に選出された加藤大貴師より宗会報告ならびに指針表明があり、宗政への決意と今後の展望を示した。
最後に各会並びに宗務所から活動報告が行われ、参加者は日蓮宗教師としての使命と責任を改めて胸に刻み、閉会となった。



















