全国の通信記事
2023年10月29日号
北海道南 森町一妙寺で入寺式
【北海道南】森町一妙寺で第9世磯尾英深師の法灯継承式が10月29日に営まれ、僧侶檀信徒約100人が参列した。土屋大乗宗務所長から払子を受け取った英深新住職は「地域や近隣の皆様のご協力をいただいて、この日を迎えることができたと痛感しています。師父と檀信徒の皆さまが築き上げてきたお寺を一層盛り立てて参ります」と、意気込みと共に師父である第8世深照院日諄(磯尾英諄)上人(令和4年11月19日遷化)への思いを語った。
2023年9月10日号
北海道南 札幌三角山布教所開所入魂式
【北海道南】令和5年9月10日 北海道南部にある余市誠諦寺住職でありNPO法人ロータス会代表の佐々木信教僧正が導師を務め札幌市西区山の手438-2番地に三角山共同布教所が完成し開所入魂式が執り行われた。そもそもこの布教所の開所に至った経緯は住職佐々木信教僧正が39年前にとある他宗の信者さんに大古久様を開眼し授与したことで御縁が結ばれその信者さんもNPO法人ロータス会の運営する施設にて最後をむかえられた。その御縁も有り誠諦寺の檀家に改宗されご遺族から実家の土地・建物もこのままでは無駄になってしまうのでお寺の為に使ってくださいと昨年寄贈されたという。誠諦寺の檀家さんの分布も昨今の過疎化(札幌市への人口流出)により地元の件数と札幌の件数があと数年で逆転してしまうだろうという状況である。この過疎化の状況は誠諦寺に限ったことではなく全国の地方にあるお寺にも共通の課題ではないだろうか。また北海道では冬になると雪の問題がある。降雪量によっては道路状況も制限されてしまう場合がある。これらのことを踏まえせっかくの御縁で寄贈していただいた土地・建物を役立てたい。さらに誠諦寺だけではなく同じ問題を抱える地方の寺院にも通夜・葬儀だけでなく法事・祈祷等その際の宿泊場所としても地方の寺院には格安で役立ててもらい寺院の発展にも繋げてもらいたいという思いもあり全国初の共同布教所という形での開所となった。「この布教所を使って札幌市に引っ越された檀家さんと地方のお寺との繋がりが途絶えることなく続いてくれればいい」と住職はおっしゃっていた。またいずれは誠諦寺だけでなく地方寺院の年中行事などもおこなっていけるようになればともおっしゃっていた。
三角山共同布教所
管理 NPO法人ロータス会
℡011-664-0003
北海道南 第2地区信行結集大会
【北海道南】第2地区信行結集大会が9月10日、八雲町光明寺で4年ぶりに開催された。法話・法要・唱題行の3部形式で行われ、法話は浅野本陽第2地区長、「立正安国 世界平和 疫病退散への祈り法要」の導師は木下恵照住職が務めた。「僧侶、檀信徒と共に唱えるお題目」と題した唱題行では、参加者一同で唱えるお題目が堂内に響き渡った。閉架式では、参加者全員で「在家の誓い」を読み上げた。