全国の通信記事
2026年10月22日号
兵庫東 いのちに合掌 秋の信行会
【兵庫東】令和8年10月22日、兵庫県東部宗務所、伝道センター、檀信徒協議会主催による「いのちに合掌 秋の信行会」が丹波篠山市妙福寺(宗務所)で開催され、教師・檀信徒総勢51名が参加した。はじめに、兵庫県東部宗務所 松本恵孝所長導師のもと法要が営まれた。式中には大勢の檀信徒と教師が心ひとつに唱題(15分間)を行い、大太鼓の音をかき消すほどの力強いお題目「南無妙法蓮華経」が堂内外に響き渡った。
松本所長は法要後、「私たちは日頃、それぞれの生活の中で信仰を支えとして過ごしておりますが、時には立ち止まってしまいます。そんな時に共に祈りを捧げ、お互いの経験や思いを分かち合うことが、私たちの信心を更に深める大切な糧となると思います。」と挨拶を行い、それに続いて檀信徒協議会会長萩原勇治氏が、自ら出向いた能登半島地震現地における実体験をもとに、私たちが日々いかにして信仰に守られているかを熱弁した。
その後、日蓮宗専任布教師 岡田一慶上人による「いのちに合掌 おにぎり慈悲の心」と題した法話が行われた。自身が大好きなおにぎりに、ドラマ「はだかの大将」の名シーンや主演 山下清画伯のものまねを織り交ぜ、「慈悲の心」の大切さを説き、ユーモア溢れる話しで参列者を魅了した。
2026年8月25日号
兵庫東 3管区合同夏期講習会
【兵庫東】去る8月25・26日、第107回兵庫県三管区合同夏期講習会が兵庫県東部宗務所担当のもと、兵衛向陽閣(神戸市有馬)にて開催された。
はじめに、兵庫県東部宗務所 松本恵孝所長導師のもと先師法要が行われ、各上人志すところの卒塔婆がひとつひとつ丁寧に読み上げられた。
続いて、桂 白鹿、桂 雪鹿さんをご講師としてお迎えし、「落語で学ぶ、法話のヒント」と題し、落語や漫談を二時間に亘ってご披露いただいた。普段から人前で話す機会の多い僧侶の立場からも、人を引きつける話し方、声の強弱の使い分け、間の取り方等、大変勉強になることばかりで、笑いあり学びありの貴重な時間を過ごすことができた。
その後、今期新しく宗会議員に選出された井本学修上人の就任挨拶、並びに前宗会議員(現清澄寺別当)川口久雄上人の退任挨拶があり、引き続き宗政懇談会が執り行われた。
毎年三管区合同で開かれる夏期講習会。先人の話を聞いたならば、「夏期講習会は、日頃同県内にいながらも出会うことのできない方と交流ができ、親睦を深めることができる場である」と伝えられてきた。今年は有馬のいで湯に浸り、お上人同士での意見交換も頻繁に行われ、実りある時間を過ごすことができた。
2026年3月10日号
兵庫東 名引常観上人の追善法要・偲ぶ会
【兵庫東】3月10日、神戸市妙法華院(新間智孝住職)で、兵庫県東部布教師会主催による名引常観(常智院日観)上人の追善法要・偲ぶ会が開かれた。全国各地より、100人近い僧侶・関係者が参列し、亡き上人へ祈りが捧げられた。
今年2月7日、52歳で早逝した名引上人。生前は兵庫県東部布教師会長として、全国各地で説法や法話を実践し、たくさんの檀信徒に向けて法華経・お題目の大切さを説いて回った。また、女性僧侶の育成にも力を入れ、信行道場書記2回、僧風林書記3回、僧道林書記に至っては14回勤めた。
法要後の偲ぶ会では、生前のスライドショーが上映された。その後、恩師や友人から、故人との思い出話が数多く披露され、時折涙する参加者もいた。
最後に、高校生の嫡男名引海繍さんが謝辞を行い「母は若くして旅立ってしまいましたが、母の分まで立派に生きていこうと思います。」と述べ、海繍さんの力強い発声のお題目三唱により、閉会した。
奇しくも、命日直後に掲載された名引上人の『ひとくち説法』。「菩薩の人」と題して、人は皆生まれ死んでいく。その尊さは、人種問わず同じですと。上人最期のメッセージであるとともに、残された者の心に、しっかりと刻むものとなった。



















