全国の通信記事
2026年10月12日号
岐阜 身延山久遠寺へ団参
【岐阜】10月12日から13日にかけて、岐阜県宗務所団参として身延山久遠寺へ参拝した。当日は秋晴れの爽やかな快晴に恵まれ、絶好の参拝日和となった。御廟所においては、導師を岐阜県宗務所所長(渡邉泰秀所長)が勤め「宗祖七百五十遠忌発願法要」が厳粛に執り行われ、参加者一同、心を一つにして報恩の祈りを捧げた。12日の夜には、賑やかな万灯行列をじっくりと見学する方や、深く法話に耳を傾ける通夜説教へと足を運ぶ方など、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。信仰を深めるとともに、身延山の歴史と厳かな雰囲気を肌で感じる貴重なひとときとなった。13日には皆久遠寺の朝勤に参加し、無事に2日間の日程を終えることが出来た。それぞれにとって非常に充実した味わい深い2日間となった。
2026年10月5日号
埼玉 護法団参・統一信行会
【埼玉】埼玉県宗務所主催の「護法団参・統一信行会」が10月5日(月)、藤沢市龍口寺に於いて開催され、僧侶・檀信徒225名が参加した。
一行は早朝、県内各地を出発し、6台のバスに分乗して龍口法難の霊跡、本山龍口寺へ向かった。到着後、記念撮影を行い、大本堂(敷皮堂)にて統一信行会が執り行われた。
法要に先立ち、鈴木日沾貫首より縁起の説明と挨拶があり、「遠方よりよく来てくださった。本日のご縁を機に、ますますお題目の修行に励んでほしい」と参加者を歓迎した。
法要では、参加者一同が心を一つにして読誦、『立正安国論』一節の拝読に続いてお題目を唱え、第756回龍口法難会、第745遠忌を迎える日蓮聖人に報恩感謝の誠を捧げ、信仰の増進を誓った。
法要後、導師を勤めた埼玉県宗務所の石黒所長は、定員を上回る多くの参加者とともに、宗祖ゆかりの霊跡で統一信行会を開催できたことへの感謝を述べた。続いて、日蓮聖人が32歳で立教開宗されて以来、命懸けでお題目を弘められたご生涯を振り返り、龍口法難が宗祖のご生涯における重大な法難の一つであったことを説いた。また、数々の法難に遭われる中で、法華経の行者、地涌の菩薩としてのご自覚を深められた宗祖のお姿に思いを致し、5年後に迎える第750遠忌に向けて、「いのちに合掌」「知恩報恩」の心を大切に、ともに精進して参りましょうと呼びかけた。
参加者一同は、宗祖の不屈の信仰とそのご精神に思いを馳せ、お題目を弘める使命を改めて胸に刻んだ。当日は20代から90歳を超える方々まで、幅広い世代の僧侶・檀信徒が一堂に会し、信仰を深める貴重な機会となった。
日蓮聖人第750遠忌に向け、県内の僧侶・檀信徒が一丸となって信行に励み、宗祖の誓願を受け継いでいく決意を新たにする、意義深い統一信行会となった。
2026年9月6日号
山形 千葉小湊合同団参
【 山形】令和8年9月6日(日)~8日(火)に山形県宗務所主催の千葉小湊合同団参が行われた。参加者は教師12名、檀信徒28名の計40名。6日朝6時に鶴岡市蓮乗寺を出発、大型バス1台で県内2カ所の集合場所を回って参加者を乗せ、1日目の目的地である清澄寺へ向かった。途中昼食と休憩を挟みながら午後5時頃に清澄寺に到着。夕食は皆で食法を唱えた後、いのちに感謝しながら食事をした。参加者からは「初めての精進料理だったが、美味しかった。食べ物のありがたさを感じた」との声が聞かれた。
7日は天気予報通りの大雨で、残念ながら旭が森からご来光を拝むことは叶わなかった。朝のお勤めには全員が参加、御開帳、申込みのご回向ご祈願をしていただいた。朝食をとってから、2ヶ寺目の鏡忍寺に向かった。御開帳してもらった後、貫首様から小松原法難の御法話があった。東条景信の襲撃により日蓮聖人が腕を折られ、頭部に刀傷を負った場面を流暢な語り口で話される様子に、参加者は興味津々に聞き入っていた。ご宝物や大工「波の伊八」による本堂欄間の七福神の彫刻を見学、法難の折に鬼子母神が降臨して日蓮聖人を救ったとされる「降神の槙」等は雨の為に本堂内から遙拝した。続いて両親閣の名で広く知られる妙蓮寺へ参拝した。日蓮聖人のご両親のお墓にお線香をあげてお参りさせて頂けたこと、ご住職上村僧正によるご法話に参加者一同感動。日蓮聖人が身延におられたとき毎朝休むこと無く、身延山頂に登り、遙か故郷の小湊に向かいご両親のご回向をしていた。ある時日蓮聖人が弟子から休むように言われても、自分が赤ん坊の時に母がお乳をくれるのを休んだことはないのだからと、身延山頂に登ってのご回向を休むことはなかった、というエピソードを上村僧正が語りかけるように話されると参加者の中には涙をぬぐう姿もみられた。この時間も大雨に見舞われたが、ご家族総出、自家用車3台でバス乗降場所から玄関まで参加者全員の送迎をして下さったことは本当にありがたく、感謝してもしきれないほどであった。その後、4ヶ寺目の大本山誕生寺へ参拝した。ここでも御開帳、申込のご回向ご祈願をして頂き、蘇生本尊などを見学、集合写真も撮影して頂いた。この後、遊覧船に乗り「鯛ノ浦」を見学する予定だったが雨で中止となってしまった。二日目の宿泊場所は「吉夢」。温泉で汗を流し、夕食は皆で懇親を深めながら食事することができた。3日目は海ほたるPA、昼食会場の豊洲をはじめ各SA等で思い思いにお土産を買いながら帰路についた。帰りのバスではそれぞれ参加者にマイクを向けて感想などを述べて頂いた。「30年ぶりに千葉小湊に参拝できて良かった」「悪天候で仕方なかったが、旭が森のご来光と鯛ノ浦を見たかった」「前回の合同団参はバス3台であったが、今回は1台にまとまったことでより親睦を深めることができた」「雨だったことで忘れる事の出来ない記憶に残る団参になった」などの感想があった。
今回の参加者の半分以上が千葉小湊への参拝は初めてとのことだった。池田所長は挨拶で「御降誕800年のときに一度千葉団参を計画したがコロナで中止せざるを得なかった。今回改めて団参を実施、誰ひとり欠くこと無く、事故けがもなく無事に円成できたことは本当に良かった。」と述べられた。二泊三日天候には恵まれなかったが、雨の中での参拝は参加者の記憶により強く刻まれる体験になったであろう。



















