全国の通信記事
2019年5月30日号
京都1 本山頂妙寺で葬斂式
【京都1】令和元年5月30日、頂妙寺89世 真浄院日瑛上人(安藤日瑛猊下)葬斂式が、大導師に大本山中山法華経寺貫首 新井日湛猊下、副導師に本山堺妙國寺貫首 岡部日聡猊下並びに本山京都本法寺貫首 瀬川日照猊下のもと、厳かに執り行われた。
全国本山の貫首猊下、京都の宗務所長、宗会議員、全国達師法縁繋珠会会員、猊下の地元名古屋 妙行寺檀信徒など、約200人の参列された。
安藤日瑛猊下は、昭和5年生まれ。平成22年本山 頂妙寺に晋山。在山8年。御開山妙國院日祝聖人五百遠忌に、祖師開山堂の修復、開山日祝聖人尊像の彩色修復、書院の建替など様々な境内地整備に尽力した。
安藤猊下が在山中に植えられた桜が、猊下を偲ぶように咲いていた。
2019年5月28日号
京都1 尼衆宗学林開校百周年
【京都1】京都松ヶ崎にある日蓮宗尼衆宗学林が開校百周年に当たる今年、福島県出身の奥野林生が入林し「開校百周年記念法要」が5月28日に執り行われた。
宗門唯一の尼僧養成機関である尼衆宗学林は、明治天皇の叔母あたる村雲御所 瑞龍寺第十代 瑞法院日栄門跡様によって尼僧の資質向上を目的の為に創設され、開校以来百八十七名の卒林者を送り出している。
上田尚教林長は挨拶で「この学林はめでたく百周年を迎えましたが、順風満帆ではありませんでした。時には戦争経て転々と所在地が移り、生徒数減少により閉校があるなどしました。こうして百周年を迎えますが、宗門で活躍できる教育機関に共に力を入れることが大切である。」と述べられた。
2019年5月27日号
静岡東 訃報・瓜島義典師
【静岡東】瓜島義典師(静岡県三島市受法寺第28世)5月27日遷化。法寿75歳。法号は境州院日義上人。本葬儀は未定。
瓜島上人は長年保護司を務め、法務大臣表彰を受けるなど更生保護に尽力し、通夜、密葬儀には多くの参列者が訪れた。