全国の通信記事

2024年6月27日号

福島 檀信徒協議会総会

福島240701①【福島】6月27日、白河市の妙関寺(巻延彦住職)で福島県檀信徒協議会(法現寺 佐藤雄三会長)の定期総会が開催され、役員と僧侶合わせて約30人が参加した。 午前中、役員たちによる会合が開かれた。昨年度の事業・決算報告や今年度の事業計画・予算案などの審議をし、滞りなく議事を終えた。その後、福島市東光寺住職の齋藤幸弥師による講演が行われた。演題は「これからのお寺を考える」とし、檀信徒側とお寺側の両方の視点で話が展開された。死を意識した行動の必要性や、人口と高齢化率の推移を示したグラフを使い、寺院も次第に衰退していくことをわかりやすく説明された。齋藤師は結びに「お寺の存続の為には、僧侶と檀信徒の信頼関係と寺院経営を学び実践していくことが必要不可欠だ」と話し、同席した 檀信徒と僧侶たちに訴えかけた。午後は「白河の関」を巡った。白河の関とは「みちのくの玄関口」と呼ばれ、東北地方の関所として歴史が深い場所で、関跡には樹齢800年に及ぶ巨木があり、一同は荘厳な雰囲気漂う森林を歩きながら、ガイドの案内に真剣に耳を傾けた。最後に伊達政宗が寄進したことでも有名な白河神社の前で一読し、その土地に眠る諸精霊たちへ祈りを捧げた。

2024年2月23日号

福島 新妻瑞凰師帰山式

福島240226帰山式③【福島】令和6年2月23日(金)いわき市川部町妙宝寺(新妻教誠住職)に於いて新妻瑞凰上人の第再行幣束相承帰山奉告式が営まれた。
粉雪舞い散るなか、
山門から御題目を唱えながら行列し本堂にて一読。写真撮影後、管内有縁の僧侶と多くの檀信徒が見守るなか、6名の行僧と共に本堂前にて水行が行われた。その後、本堂にて帰山奉告式と法楽加持が厳かに執り行われ、瑞凰上人は堂々たる態度で報告文を読み上げ、謝辞を述べられていた。
上人は謝辞にて、「無事成満出来て今日を迎えることが出来たのは、私一人の力ではなく、神仏様のお力や、たくさんの方々に助けてられ、支えて頂いたからです。まだまだ未熟な私ですが、助けて頂いた方、支えてくれた檀信徒の皆様に微力ながらその恩を返して行けます様、より一層精進を重ねて参ります。」と感謝の言葉を述べられた。

2023年10月15日号

福島 会津若松市本山妙國寺で晋山式

福島231024②【福島】 10月15日、会津若松市の本山妙國寺第五十六世伊藤日寛猊下の法灯継承晋山式が行われた。 コロナの影響により約3年越しの本山晋山式開催となった。全国の本山貫首・管内教師・檀信徒ら合わせ約100人が参列した。

宝光山妙國寺は東北では数少ない本山寺院の一つであり、その歴史も奥深い。 元々は顕本法華宗の寺であり、開祖日什上人の生誕・ご霊廟の地として広く知られている。 また戊辰戦争時代、会津藩・幕府のために戦った青年達・白虎隊の最初の埋葬地でもある。 新政府の仇敵として遺骸の埋葬を許されなかった彼らを受け入れることは、並々ならぬ覚悟が必要であっただろう。その時代、地域の人々の信仰や供養への思いを、妙國寺が大切に守り継いできたことが歴史からも伺える。

13時半に法要が始まると、本堂は唱題の声と共に厳かな空気に包まれた。 伊藤猊下は謝辞の中で、今までの妙國寺の歴史に対し「荷が重い」と率直な思いを口にしつつも「日什上人の教えを守りながら先祖供養にしっかり努めたい。自分一人の力だけではなく檀信徒とともに歴史ある妙國寺を守っていきたい。」と語った。あいにくの雨模様でしたが、新貫首の謙虚でひたむきな覚悟がまるで供養の雨となり、お寺に眠る精霊たちへ降り注いでいるようだった。

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新年のご挨拶。

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