全国の通信記事
2023年10月30日号
愛知尾張 奈良日帰り団参
【愛知尾張】10月31日に尾張日蓮宗青年会主催の奈良日帰り団参が行われ、72人の檀信徒が参加した。
午前中に参拝した蓮長寺(河田行隆住職)では河田住職の法話を聴聞し、本堂や妙見堂を見学し、日蓮聖人が南都六宗研鑽のため奈良に遊学した際に拠点とした当山の歴史に思いを馳せた。
昼食は奈良公園内の飲食店でとり、団欒のひと時を過ごした。
また午後には東大寺に参拝し、国宝に指定されている大仏殿などをはじめ、様々な場所を見学した。
コロナ禍の影響で4年ぶりとなる開催となったが、参加者同士の懇親を深めつつ奈良の歴史や文化を感じる事の出来る有意義な団参となった。
2023年7月24日号
愛知尾張 第44回少年少女夏季修養道場
【愛知尾張】尾張日蓮宗青年会(市田智海会長)は7月24日から26日にかけて身延山の宝聚院麓坊を会場に、第44回少年少女夏季修養道場を開催し幼稚園児と小学生の10名が参加した。
1日目はお経練習や数珠の持ち方などの作法指導をした後、身延数珠土産品協同組合の協力のもと腕輪数珠作りをおこなった。夕食後の班対抗のゲーム大会では、参加者達の緊張も一気にほぐれ多くの笑顔が見られた。2日目は奥の院・思親閣への登山参拝をおこない、昼食時には各自が自作したおにぎりを食べながら登頂の達成感を味わい、その後御開帳を受けた。坊に戻った後は各自オリジナルの御守りを作り、1日目に作った腕輪数珠と共に開眼法要をおこなった。
身延山で過ごした3日間は普段の生活では体験出来ないことばかりで、参加者達にとって多くの事を感じて学ぶ素晴らしい時間となった。最終日には門前町を散策し、来年の再開を誓いながらバスで帰路に就いた。
2023年4月9日号
愛知尾張 一宮市妙法寺で法燈継承入退寺式
【愛知尾張】一宮市妙法寺に於いて4月9日、法燈継承入退寺式が行われた。第23世河村廣嗣上人より第24世河村泰政上人へ払子が継承され、関係僧侶、檀信徒、稚児行列参加者併せて約250名が前住職の慰労と新住職誕生の祝いに駆けつけた。桜の花も新緑の芽に変わる新年度の晴天吉日、14時より第23世河村廣嗣上人を導師に法要が厳修された。方便品を読み終えると、新住職約が役稚児と共に昇堂、三大寺聡温宗務所長(妙感寺住職)より辞令交付が行われ、河村廣嗣上人より、払子を継承。新住職となった河村泰政上人が御宝前で払子を振り、奉告文が読み上げられた。その後は泰政上人が導師を勤め、滞りなく法要が修められた。