全国の通信記事
2018年7月31日号
東京東 第47回身延山少年少女修養道場
【東京東】青年会(高橋龍晟会長)は、第47回身延山少年少女修養道場を7月31日~8月2日の二泊三日間、身延山本行坊にて開催し、小学生から高校生までの23名が参加して修養に励んだ。
酷暑の中での開催となったが、看護師スタッフの助言のもと熱中症の予防や安全管理を第一にプログラムを構成し、思親閣登詣や屋外での修養などの全行程を怪我や事故も無く実施することができた。中でも、二日目の夕勤を「創作施餓鬼法要」と題して執り行い、教師スタッフが寸劇を通じて施餓鬼会の意味や成り立ちをわかり易く説明、御宝前には香華灯燭や幡水香として、道場生と一緒に作った折り紙の施餓鬼旗やクレヨンを溶かした五色のロウソク、食紅を用いた五色団子を飾るなど、豊かな発想で荘厳されたお堂での意義ある法要、実りある修養となった。
神奈川2 第12回實相寺寺子屋
【神奈川2】七月三十一日(火)~八月一日(水)に小学生四十名、寺子屋卒業生が集まり行われました。一日目は、食事に使う箸や器を竹で作り、簡易プール水遊び、ご飯を炊く為に薪割り、食材を切ったりし、カレーライス作りを行った。二日目は、農業収穫体験でとうもろこしを収穫した。夜には、卒業生による脅かし役を行い肝試しと卒業生のお話で「勉強でもスポーツでも遊びでもなんでもチャレンジすることが大切だよ」とありました。また「七十三年前は、戦争があり、好きな事もできず、食べ物も無く我慢をしなければならない時代があったのだよと、今生きていることに感謝してください。」と言うお話もあり、小学生たちは熱心に聞いていました。また三浦市三崎の篠田仏具店の方による「お香」の話があり、実際に御香を焚いて香りの違いを感じていました。
翌日は早朝より本堂でお経を大きな声で唱え、住職からは、「命」の大切さの話がありました。朝食、掃除お昼は流しそうめん、そして将来の夢についての作文を行いました。山号のごとく子どもたちの賑やかに喜び合う声が今年も二日間に渡って境内に響いていました。
子どもたちは貴重な一泊二日を過ごしました。
愛知名古屋 第四十六回 青少年と青年僧の集い
【愛知名古屋】七月三十一日から八月二日までの三日間、名古屋青年会(石垣鳳徳会長)は「第四十六回 青少年と青年僧の集い」(参加者四十四名)を、岐阜県関市洞戸の法音寺泰山苑にて開催した。
カレー作りや班対抗のレクリエーション、お経練習や就寝前には瞑想タイムなど、普段の生活では体験できない、修養を積む機会となった。
本年は宗門の布教方針である常不軽菩薩の但行礼拝についてのお話や二十四字の読誦を取り入れ、全ての人の仏性を信じ敬うことによって、みんなが幸せになることができることを説いた。
一日目にはたどたどしかったお経の声も、三日目の閉校式には見違えるほどしっかりと大きな声でお唱えするようになり、その姿を見た保護者らも驚きの表情を見せていた。参加者からは「お経の時にすごく足が痛かったけど、みんなで一緒にお唱えしている時、すごく気持ち良かった。また来年も来たいです」との声が聞かれた。