全国の通信記事
2026年10月25日号
静岡東・おみこしが結んだ新たなご縁
【静岡東部】西伊豆町法雲寺で10月25日、「おえしき おてらdeあきまつり」が開催され、檀信徒をはじめ地域の住民ら150名以上が訪れた。昨年同寺が開山480年を迎えた事をきっかけに、過疎化により行われていない地域のお祭りの復活を目指し、御会式に併せ開催している。
本年は新たにおみこし巡行を取り入れた。このおみこしは、かつて葬列の際に用いられていたが、聞き取り調査をしても70年ほど前に使われたのが最後であった。
同寺では参加型のお祭りを目指し、地域在住の大工、小学生や東京下町からの移住者らと協力し修繕。同日地域を巡行した。
安藝栄修住職は「おみこしをきっかけに、担ぐ人、纏を振る人、またそれらを支えるスタッフなど新たなご縁が多く生まれた。中には来年は多くの仲間を連れて参加したいとの声もある。仏さまの御教えに触れてもらうにはまずお寺に来ていただく。そのためにできることをできる範囲で続けていきたい」と話した。
2026年5月26日号
静岡東 全国日蓮宗青年僧山静結集伊豆大会
【静岡東】全国日蓮宗青年会は5月26日、日蓮聖人伊豆御流罪の霊跡を有する静岡県伊豆地方において、第64回全国日蓮宗青年僧山静結集伊豆大会を開催し、全国より青年僧約300人が参加した。今回のテーマは「感謝 〜今までに、これからも〜 舩守弥三郎御夫妻750遠忌」。本年は、日蓮聖人が伊豆御流罪の法難に遭われた際、その御命をお支え申し上げた舩守弥三郎御夫妻の七五〇遠忌という大切な節目にあたる。極めて厳しい境遇の中にあった日蓮聖人を護持し、御給仕された御夫妻の遺徳に報恩感謝の誠を捧げるべく、全国の青年僧が伊豆の地に集結した。大会では、修法・声明・読誦・行脚の四部隊に分かれ、それぞれの法要・修行が執り行われた。その後、霊跡本山佛現寺において四部隊が一堂に会し、唱題法要を執り行った。堂内には青年僧らの力強い読誦唱題の声が響き渡り、日蓮聖人への報恩と、舩守弥三郎御夫妻への感謝の誠が捧げられた。閉会にあたり、今大会実行委員長の須藤充康師は「伊豆の地において、全国の皆さまと共に読誦唱題できましたこと、心より感謝申し上げます。本結集を円成することができましたのも、地元青年僧をはじめ、山梨・静岡、さらには神奈川の青年僧の皆さまのお力添えのおかげです。これからも、この素晴らしい結集が脈々と受け継がれ、青年僧一人ひとりの大きな力となっていくことを確信しております。改めまして、今大会にご協力、ご参加いただきましたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました」と述べ、盛会のうちに閉会を迎えた。
2026年2月14日号
静岡東 佐々木隆教師帰山式
【静岡東】二月十四日、伊豆市高台寺において、佐々木隆教上人の日蓮宗加行所第参行成満の帰山報告式が執り行われた。
令和三年に辞令を受け、東京から家族で赴任してから早四年の歳月が流れた。この間住職自ら、重機を操り境内の地ならしを行い、電動工具を手に本堂の改築に勤しんだ。諸天に御加護を請いながらこの労を以て自坊を整え、心を新たに挑んだ結界修行。
水行の後、有縁の上人・檀信徒約六十名によって満席となった本堂で、多くの方々の支えにより、大黒尊天の御加護を頂戴し成満出来た喜びを以て、力強い御祈祷が執り行われた。自ら汗を流し景観を一変させて整備した佐々木上人にとって、晴れの歓喜はひとしおであったであろう。



















