全国の通信記事
2018年12月22日号
長野 普賢三宝大荒神大祭
【長野】12月22日、安曇野市一乗寺(千野泰信住職)において普賢三宝大荒神大祭及びお焚き上げ供養が行われ、檀信徒40名ほどが集まり当山における年末最後の行事となった。
本堂内では荒神様の法要を行い、その後に場所を移して境内の駐車場にてお焚き上げ供養を行った。お世話になったお札や卒塔婆などを篝火台に入れ、千野住職が点火を行い火が立ち上る様子を檀信徒一同は合掌しながら見守っていた。
檀信徒の中には「今年もこの行事に来ることが出来て良かった」「一年間お守りしていただいたお札には感謝をしています」と言った感想を漏らす人もいた。
尚、この日は冬至ということもあり参拝者にはカボチャ団子が振舞われ、皆が一年を無病息災に過ごせるようにと願っていた。
2018年12月20日号
静岡中 「プラステラスフジヤマ」説明会
【静岡中】宗務院の「寺フェスプロジェクトチーム」が富士富士宮エリアの寺院を舞台に実験的に行うフェス「プラステラスフジヤマ」(川村孝裕実行委員長)の第一回説明会が12月20日、宗務所(中條暁秀所長)で行われ、管内僧侶約30人が参加した。
これは、お寺と地域との縁を深めるため、各寺院が継続的にできる個性ある活動を模索するもので、六月の一ヵ月間限定で開催される予定である。
説明会では、寺フェスプロジェクトチームのメンバーである大場唯央師(藤枝市大慶寺修徒)がその概要を説明した。昨年、岡山で開催されたプラステラスの例を挙げるなど、具体的な実施方法やその意義などについて述べた。
次に「寺子屋ブッダ」代表理事の村松和順氏が講演を行い、自身が携わった寺フェスの経験などを述べ、求められている「お寺の役割」を例示した。
最後に、各自思い描くプログラムの対象年齢別で班に分かれ、意見を出し合った。
奈良 教師研修会
【奈良】宗務所(森本竜静所長)は十二月二十日、橿原市の社会福祉総合センターで教師研修会を開催し、管内の僧侶二十人が参加した。
岡田法顕師(宇陀郡妙徳寺住職)が「宗門運動について」というテーマで二時間にわたり講義を行った。
宗門運動を充実したものにする為、教師と檀信徒が同じ目線、同じ気持ちでしっかりと進めていくべきだと熱心に語った。
質疑応答では森本所長をはじめ多くの参加者から質問や意見が交わされ活発な研修会となった。