全国の通信記事
2022年2月26日号
千葉東 香取市実相寺で読誦会
【千葉東】2月26日、香取市実相寺(冨永観瑞 住職代務者)に於いて読誦会が行われ、
修法師会(三谷恵乗会長)と青年会(長谷川雄宣会長)の計20名の僧侶が参加した。
コロナ禍ではあるが、感染防止対策を充分にして、窓を開け放ち、参加者は距離を取っての座配とした。
また、今回の読誦会は宗務所の後援をうけ、教師寺庭婦人研修会の位置付けて、2名の寺庭婦人も参加した。
法要は読誦研修として、方便品・欲令衆・提婆達多品・自我偈・神力品を全て訓読で大音声で読経し、
修法師が御宝前法楽をし法味を言上した。さらに、先日2月20日に遷化された
冨永住職の父・冨永一雄上人の初七日忌に当たるため、神力品を全員で読経して供養を捧げた。
冨永代務住職は挨拶の中で、「常葉檀林の実相寺において訓読で読経して頂き、
仏祖三宝諸天善神も大変喜んでおられる」と話されていた。
終了後は冨永住職代務者よりお土産として地元の特産品さつまいも「べにはるか」が配られた。
2022年2月25日号
埼玉 修法師会が国祷会
【埼玉】修法師会(仁部前崇会長)は、2月25日に久喜市妙福寺(穐山経生住職)を会場に国祷会を開催し県内の修法師14名が出仕した。午前10時に集合し、札書き、発送作業を行い、14時ごろから国祷会(御札祈願)を執り行った。本来であれば、檀信徒を迎えての御祈祷、水行、青年会員による唱題行脚、法華和讃会による奉演があったが、現在の感染状況を鑑み、これらの行事は中止し縮小しての開催となった。
仁部会長が修法導師を勤め、副導師に八代大照師(光照寺住職)、濱島博文師(本仙寺住職)を迎え、御宝前修法を行い、祈りのこもった読経や木剣の音が堂内に響き渡った。
式の終わりに、仁部会長は「コロナウイルスの影響で規模を縮小しての開催となりましたが、我々は祈りが基本ということに立ち返って、これから1年檀信徒ともにご精進いただきますようお願い申し上げます」と挨拶し、国祷会を終えた。
2022年2月23日号
大阪和泉 第五回・堺事件から一五〇年記念式典
【大阪和泉】令和四年二月二十三日、堺市本山妙國寺(岡部日聡貫首)において、「堺事件から一五〇年記念式典」が開催された。昨年はコロナ感染拡大の為中止されたが、今年は感染防止の徹底、全員マスク着用、消毒の徹底といった堺スタイルに沿った開催であった。
本堂にて岡部日聡貫首による法要、焼香、法話が行われ、記念講演、華美芝居、ご子孫関係者との懇親会と続き、幕府没落と明治新政府樹立の狭間に起きた出来事に思いをはせた。