全国の通信記事
2024年3月9日号
新潟西 中嶋教観師帰山奉告式
【新潟西】3月9日、中嶋教観師の帰山奉告式が自坊の妙国寺で行われた。当日は荒れ模様の天候で、雪と寒風のなか行われた水行に続き、本堂ご宝前に帰山を報告。今回、第四行を成満した中嶋師は奉告文のなかで「コロナウイルスまん延の時代こそ神仏への祈りをささげる時」と述べ、「成満はみなさんのおかげ。多くの支えにより百日間の修行を全うできた」と檀信徒に深く御礼の言葉を伝えた。
2024年2月23日号
新潟西 西山要耕師帰山式
【新潟西】2月23日、第四行を成満した西山要耕師の帰山式が、住職を務める善行寺で執り行われた。
近隣の駅からの行列のあと、水行、多くの檀信徒が見守るなか奉告式が行われ、西山師は「自分は最年長での入行となりこれまでの三度の行より厳しかったが、必死で勤め上げた。得たものをみなさんにお返しできるように頑張りたい」と語った。
2024年1月31日号
新潟西・長岡市寺泊で7日間の寒修行行脚
【新潟西】長岡市寺泊で1月25日から31日までの7日間寒修行行脚が行われた。この寒行は法福寺により毎年開催され歴史は古く始まりは定かではないが、地域の冬の夜の風物詩となっている。
最終日の31日は約10名ほどが法福寺境外堂の祖師堂に集まり1時間ほど町中を唱題行脚した。行脚終了後の懇親会では7日間の労をねぎらい、和やかな雰囲気の中で参加者は親睦を深めた。
今回で通算50日参加の表彰をされた同市の小熊英樹さん(51)は「住職に誘われたのがきっかけで参加するようになった、実際に行脚してみると自分が思った以上に地域の人たちに愛されている活動だと感じた。町の人の温かさがありがたい。」と笑顔を見せ「次は100日を目指したい」と意気込みを語ってくれた。
法福寺の海津武尚住職は「宗祖縁の地を毎年行脚させて頂いている。この上ない喜びです。」とお祖師様に向かい手を合わせ深く頭を垂れた。