全国の通信記事
2018年3月31日号
石川一 金沢市直乗寺で入寺式
【石川一】3月31日、金沢市直乗寺にて第42世濵正通上人の入寺式が営まれた。新住職は、これまで師父寺のある羽咋(石川二部)に在籍していたことや、学生時代の東京での随身などもあり、遠方からも多くの方が参列した。直乗寺は、三代前までの住職が健在で、金沢市の他寺で住職を務めていることもあり、「直乗寺のことで困った事があれば、相談できる相手が3人もいる。安心して住職を務めて欲しい。」と祝辞を頂戴した。新住職は「自分は、まだ27歳であり、経験も浅く未熟です。皆様からのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。」と謝辞を述べた。
京都1 第4回「いのちに合掌」信行大会
【京都1】 3月31日(土)京都市上京区本山妙覺寺(及川日周貫首)にて、京都府第一部宗務所主催の第4回「いのちに合掌」信行大会が約100名の僧侶並びに檀信徒が参加し開催された。第一部は、祖師堂にて京都府第一部寺庭婦人会、檀信徒有志による和讃奉納があり、続いて及川日周猊下導師で法味言上を行った。その後、唱題行を開設を交えながら、参加者は1人1人お題目を熱心にお唱えした。最後に妙覺寺執事による妙覺寺の縁起の説明も行われた。信行大会が開催された3月31日は、旧暦の2月15日お釈迦様の涅槃の日にあたるという事で特別に祖師堂東側の壁に寺宝の大涅槃図が公開され、参加者の方々には身近に見学する事ができた。
第二部は、本堂にて奥野本洋師(山梨県南巨摩郡妙石坊住職)を講師にお迎えして、「いのちに合掌 ━幸せに生きる━ 」と題し法話が行われた。「人間にとっての本当の幸せとは仏様になって成仏して悟りを開ける事が本当の幸せなのだ。在家とお坊さんが一体となって、同じ目線で手を取り合って互いに励まし合いながら磨き合って、お寺
を守っていくことも大事だ。そして今、歳をとっていても、今どう生きるかが大事だ。生きがいのある生き方をして、その宝を家族に分けて先祖を救いこれからの子供や孫をも救う人生にして頂きたい」とこれからの生きてゆく指針を示して頂いた。
2018年3月28日号
北海道北 平成29年度 命のシンポジウム
【北海道北】平成30年3月28日 旭川市妙法寺を会場に、北海道北部宗務所主催で「平成29年度 命のシンポジウム」が開催された。
60分づつ2つの講演が行われ、第一講では、宗門運動のスローガン「いのちに合掌」に基づいて、「宗門運動について~経緯・目的~」を演題に、士別市妙芳寺山主 釋英照師が22年間の長きに渡る宗務所長の経験を生かし、講演していただいた。
第二講では、常任布教師・北海道北部布教師会会長である遠別町長遠寺住職 中村啓承師が、「いのちに合掌~常不軽菩薩の但行礼拝から学ぶ合掌~」を演題に講演をしていただいた。
教師は宗門運動の大切さ・在り方を再確認し、檀信徒は目的と、更なる信仰心の向上を学べた研修会となった。
教師17名 檀信徒55名参加