全国の通信記事
2024年3月26日号
神奈川2 第17回寺子屋
【神奈川2】神奈川県第二部青年会(会長 横須賀本行寺住職品田祥哉)では、日蓮聖人四大法難の一つ、寂光山龍口寺をお借りしまして、三月二十六日(火)~二十七日(水)小学生十一名が集まり行われました。感染症が拡がってから、五年ぶりの泊りでの開催となりました。
一日目、季節外れの雨が降る中でのはじまりであった。予定していた江の島散策は危険と判断し、近くの水族館散策。夜は食事の有難さを言葉に表す「食法」唱え。口に運ばれるまでの作物を作ってくれる方、運んでくれる方、調理してくれる方、沢山の方によって頂ける感謝。そして普段自宅で作ってくれる方々に感謝することを学んだ。
夜は、暗いお堂の中ではじめて体験する唱題行。静かに無音を過ごす時間と太鼓に合わせてお題目を唱えた。
二日目、朝暗い時間に目をこすりながら本堂でお経を唱えた。朝食後は、篠田仏具店さんによる、御香のお話し、どんな香りがあるのか香りを味い、それぞれ気に入った香りで匂い袋を作った。二日間たつのは、早いもので参加者は「来年も参加したい」と言って帰って行った。
2024年3月6日号
神奈川3 修法師会が國祷会
【神奈川3】三月六日(水)、修法師会(小泉海文会長)は会長自坊でもある伊勢原市法眼寺にて國祷会を行った。天候に恵まれ修法師と管内教師の十七名が参加した。
午後一時より本堂前にて本年日蓮宗大荒行堂第五行を成満した下津行輝師、第再行を成満した庄中恵允師をはじめ有志による水行が行われた。
午後二時より法要を勤修し、要品の序品から普賢菩薩勧発品の読誦と木剣修法が行われ、国土の安穏と丸13年となる東日本大震災、能登半島地震をはじめとした数多の自然災害物故者への追善回向を捧げた。
式の結びには小泉会長より「当会の前々会長が初めて開催し前会長から引き継いだこの國祷会を、今年も無事執り行うことができた。こうして無事開催できましたのも皆様のお力添えによるものです。」と各聖各位に謝意が伝えられ閉式となった。
2024年2月11日号
神奈川2 逗子市法性寺・復幸男女決定戦
【神奈川2】2月11日、逗子市・御猿畠法性寺(髙作泰寛住職)で「第8回逗子復幸男女決定戦」が開催され、約100名の参加者が集まった。
主催は副住職の髙作玄晃師が所属する「逗子災害ボラバスターズ」で東日本大震災からの復興と津波の教訓を伝える為、高台へ駆け上がるイベントで、回を重ねている。副住職の開会挨拶に続き、災害物故者供養法要が営まれた。
住職は「今年は能登半島地震が発生し、避難路や非常持ち出し品など平時から災害への心構えの大切さを改めて重く感じる年明けとなった。今日の思いを周りの人にもぜひ伝えて下さい。」と話した。競技は、男女年齢別に分かれ、山門から「逃げろ!」のスタート合図で本堂までの150メートルの急坂を駆け上がり、各組今年の(復幸)福男、福女が決まった。最後に車イス使用、幼児、一般の全員で、同コースを上った。また、参加者に被災地応援絵馬の奉納を受け、奉納料は震災義援金として逗子市へ託された。終わりに、災害復興応援歌の「花は咲く」を合唱して閉会となった。