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2026年5月6日号

長崎 南島原市妙法寺で法灯継承式

【長崎】南島原市妙法寺で第6世吉田惠順師から第7世吉田恵徳師への法灯継承式が5月6日に営まれた。恵徳新住職は、師父惠順前住職へこれまでの功績に感謝を述べ、日蓮大聖人のみ教えを仰ぎつつ、法華経、お題目の弘通に励み、「いのちに合掌」の精神を実践する道場として開かれたお寺を目指す決意を述べられた。当日は、稚児行列、祝い餅つき披露・ふるまいなどもあり、檀信徒など約200名が参列し盛大に執り行われた。

2026年4月19日号

長崎 鐘楼堂除幕式・落慶奉告式

長崎260511②【長崎】四月十九日、佐世保市鹿町町の圓徳寺(山田晴暁住職)において、鐘楼堂除幕式ならびに落慶奉告式が厳修され、新たな法音の誕生を言祝いだ。

圓徳寺には、開山上人が将来の伽藍整備を期し、境内に四百本もの杉を植樹された歴史がある。「将来、必ず寺の助けとなる時が来る」――。その杉のうち一樹が残り、その慈念を語る象徴として、長く護持されてきた。

杉の木そのものが新たな伽藍の一部となることは叶わなかったものの、その本懐は現代を生きる世代へと受け継がれた。寺報『杉の子』として息づくその意志は、鐘楼建立参列者へ授与される「守札」へと形を変え、一人ひとりの手に分かち合われた。

この歴史ある境内に新たな息吹を吹き込んだのが、一人の寄進者の純粋な信仰心であった。その方は決して裕福な境遇ではなく、一介の会社員として七十五年の長きにわたり、節制を重ねては実直に蓄えてきた私財のすべてを、この度の建立に捧げられたのである。「父母に褒められる最期にしたい」と、亡き父母への報恩の誠を志したその方の真摯な想いに、住職ならびに檀信徒が深く共鳴し、寺門一丸となってこの度の落慶へと漕ぎ着けた。

除幕を経て、清らかな鐘の音が初めて境内に響き渡ると、参列者は静かに合掌し、報恩の誠を捧げた。

天を仰ぐ杉の志は、今、鐘の音となって再びこの地を巡り始める。その清らかな響きは、形を変えて受け継がれる信仰の証として、永く人々の心に寄り添い続けるだろう。

2026年3月29日号

長崎 原城一揆死没者慰霊

長崎260430⑤【長崎】去る3月29日。長崎県南島原市 良国寺(楠本 霅昇住職)は、近隣日蓮宗寺院有志と共に南島原市 原城址において原城一揆死没者慰霊行脚並びに法要を行った。

今でこそ世界遺産として登録され、観光名所として賑わう原城址であるが、約390年前、キリシタン信仰がなかったこの地において、幕府軍12万5千人の軍勢によって、原城に3万7千人余りの立てこもっていた反乱(農民)軍が非業の最期を迎えた所であることは忘れてはならない。

この戦により両軍合わせて約4万人の人命が失われ、国内の農民一揆として外に類を見ない歴史であり、日本史において「島原の乱」のフレーズは皆様も記憶に残っていることでしょう。

桜舞う当日、鶯の鳴き声と共に檀信徒・市内外民ら約60名が参列し、当地一帯に散乱していた遺骨を集め納められた「ホネカミ地蔵」前にて一読・献花が行われた。その後、広場にて慰霊法要を行い、供物並びに10万枚のお題目写経が、眼前の有明海へと供養のため散舞された。

楠本住職は最後に「この地に住む者として、歴史的事実は厳粛に受け止め、この戦において亡くなられた全ての方の慰霊は続けていかなくてはなりません。今の時世を鑑み、何が大事なのかもう一度考え直していきましょう」と挨拶。

信仰する者として・宗教者として、もう一度改めて考え直さなければならない時世に、今の私たちはいるのではないかと痛感した。

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新年のご挨拶。

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