全国の通信記事
2023年9月30日号
宮城 第37回檀信徒統一信行会
【宮城】令和5年9月30日に仙台市経王寺(元木蓮尚住職)に於いて、第37回檀信徒統一信行会が開催された。本妙山経王寺と本妙丹後稲荷結社と合同で行われ、管内教師と檀信徒合わせ、約200名が集まった。開会式では法味言上と宮城県檀信徒協議会千葉米勝会長の挨拶があり、宮城県宗務所谷川海正所長から祝辞が述べられた。元木蓮尚住職からお寺の縁起紹介があり、唱題行が行われた。
昼食後には立正大学の寺尾英智師を講師に「伊達家の法華進行‐三沢初子と釈迦堂」という演題で講演があり、参加者は真剣に耳を傾けていた。昼食休憩にはマジックショーなども行われ、コロナ明けで久々の開催となったが、盛会のうちに終了した。
2023年9月28日号
福井中 青年会が宗政を学ぶ
【福井中】9月28日 福井中部青年会(歓喜寺住職 青木康純会長)は講師に宗会議員(第24区選出)経王寺住職 綿谷即俊上人をおよびして【宗会・宗政について】の講演があった
昨年からの始まった青年会の取り組みの一つとしてこのような講演研修会が行われた。
綿谷上人からはまず宗会議員というもの、そして宗政の基本の細かなところまで熱意をもって会員へ説明をしていただいた。
質疑応答の場面ではわかりやすい例えなどいれて、よりわかりやすく答えていただき、宗政というものが身近に感じとれた。
参加した会員からは 日蓮宗僧侶になって10年ほどが経ったが、初めて宗政について学びました。自国においても政治離れ、選挙離れが叫ばれていますが、日蓮宗においても同様な状態ではないのかと思います。青年会にてこの研修が行われた意味を理解しながら、自宗の制度について今後も学べたらとの声がきけた。
熊本 写経とお守り作り体験
【熊本】社会教化事業協会(会長・山田義晴上人)による施設訪問が9月28日に行われ、上益城郡益城町で開かれているお茶しませんか(代表・村上眞智子さん)で、写経とお守り作りの体験が開催された。
益城町は、熊本地震の震源地であり被害の酷かった地域で、仮設住宅が多く建っていた。お茶しませんかは、地震前から開催されていたが、地域の人々が集う場として地震後から本格的に活動し、今も30名程の人々が月に一度集まって色々な活動を行っている。
この日は、32名の参加者がり、皆さんで写経をして頂いた紙に山田会長が印鑑を押し、お守りの中に入れて修法師が御祈祷をして、自分だけのお守りを作った。
法要後は、山田会長から法話があり、最近の直葬の在り方、葬儀で引導を渡すことによってケジメとなると話があった。今回の参加者は未信徒の方ばかりだったので、写経や御祈祷が初めてという方も多くいて、良い機会となった。