全国の通信記事
2020年9月29日号
山梨1 交通安全祈願祭
【山梨1】山梨県第一部修法師会による「交通安全祈願祭」が9月29日、全国秋の交通安全運動にあわせ身延町文化会館前にて執り行われた。法要には修法師会員15名が出仕し、管轄の南部警察署署長を始め、役場職員、交通安全協会員など約20名が参列した。法要では、読経唱題と修法加持によって、無事故の祈念と交通事故物故者の供養がされた。法要後には修法師会員が事故の現場に赴き、読経による慰霊の供養がされた。
大阪市 修法師会・教師研修会
【大阪市】9月29日(火)、修法師会主催による教師研修会が、大阪市北区本傳寺において開催された。今回は、本傳寺本堂を会場に、ZOOMを使用したリモートにて、午後2時より90分間の講義を常任布教師東孝信師による、「疫癘について」というテーマで行われた。現在蔓延しているコロナウイルスに対して、『妙法蓮華経』のお経文や、日蓮聖人、御在世当時の疫病蔓延の際に記された御遺文を中心に引用し、輪廻転生や六道と現世に災難が起こる関係などについて、詳細かつ簡潔に講義頂いた。会場は最小の人数であったが、20名ほどの会員が各寺院にて熱心に聞き入っていた。
今回の研修会は、コロナウイルス拡散防止の為大阪市宗務所管内では初めての試みとして、リモートでの開催となった。大阪市管内の青年会では既にリモートでの会議を行っているが、研修会としては初の試みであり、今後の様々な活動への試金石となった。
2020年9月28日号
千葉東 震災復興とコロナ終息を祈る
【千葉東】9月28日、多古町妙興寺(冨永観瑞代務住職)に於いて震災復興並びに新型コロナウイルス感染拡大早期終息祈願読誦会が行われた。
管内修法師会(三谷恵乗会長)会員をはじめ20名の僧侶が参加した。
例年通り、東日本大震災物故者の慰霊と被災地の早期復興・自然災害による物故霊位供養と復興祈念をし、
さらに今年は新型コロナウイルス感染拡大の早期終息もあわせて祈願した。
一座目は冨永住職導師のもと総要品を読誦。二座目は三谷会長導師のもと寿量品転読後に御宝前法楽し、疫神教化抄を拝読した。
冨永住職は挨拶の中で「東日本大震災によって壁が墜ち堂宇が傾いてしまった妙興寺本堂も改修工事の目処が立ち、
仏像修復も実現できる予定です。皆様の祈りのおかげで、今後もこの読誦会を続けていきたい」と話されていた。
終了後は、冨永住職より参加者におみやげとして多古町の名産である「多古米」が配られた。