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2017年5月29日号
兵庫西・身延山久遠寺総登詣団参
【兵庫西】兵庫県西部宗務所(安積尚志所長)主催、身延山久遠寺総登詣団参が5月29日から31日で、管内教師・寺庭婦人・檀信徒計116人参加して行われた。
29日午後4時30分姫路より身延山に到着し、御廟所入り口で隊列を組み、団扇太鼓を叩きお題目を唱え行脚をし、拝殿まで進み和讃・法味言上をした。
30日5時30分本山朝勤・祖師堂・仏殿参拝し、朝食後に輪番奉仕委嘱式を受け、祖山総登詣輪番法要を大本堂に於いて、安積所長導師のもと和讃・修法を取り入れて法要が行われた。法要後、森勝亮上人が法話をされ、祖師堂御開帳・御真骨堂内拝して、本山の参拝を終えた。
31日は各地名所を見学して姫路に帰着した。
参加者の感想では、牛尾富造檀信協会長は「参加者116名の力が結集した参拝・法要を勤め、私個人に於いては法要前に大本堂の御宝前で、代表として『お誓いの言葉』を述べることができ、今まで信仰してきた法華経の御縁を感じ、とても感動感激いたしました。この結集の力・御縁をさらに大きくし、弘げて行けるように皆で一丸となり活動して行きたい」、さらに「御廟所・大本堂に於いて、和讃奉詠ができ、感動し今まで練習してきた成果が実りました」、「御廟所で団扇太鼓を叩いて、お題目を唱えて歩いた時は、体の内より力が込み上げて、清々しい気持ちになりました」、「他寺院の檀家の方と交流が出来てとても良かったです。魅力的なお上人さんばかりでとても楽しかったです。またこのような機会があれば参加したい」といった意見があり、参加の檀信徒はさらに信行と御縁を深められた。
茨城・檀信徒協議会総会で、物故者追善法要も
【茨城】5月29日、茨城県宗務所(相田要練宗務所長)で檀信徒協議会(星野忠男会長)総会が開催され、管内の教師並びに檀信徒約100人が参加した。総会に先立ち管内の檀信徒物故者の追善法要が行われた。総会では事業・決算報告及び事業計画、予算等の審議を行い、来年3月10日に埼玉県川口市で開催される宗祖御降誕八百年慶讃の北関東教区大会への参加が呼びかけられた。
続いて全国檀信徒協議会会長の池上幸保氏が講演を行った。家で仏様に手を合わせる子とそうでない子で他者へのやさしさに差がみられたという調査などを紹介しながら、実家から離れた若い世代への信仰の継承が大切と訴える池上氏の話に、参加者は頷きながら聞き入っていた。
熊本・第56回九州修法師会連合会研修熊本大会で慰霊と祈願
【熊本】第五十六回九州修法師会連合会研修熊本大会が五月二十九日から三十日にかけて熊本市内であり、九州教区内の各修法師会から約一〇〇人が参加した。
熊本市西区花園四丁目の本妙寺では九州教区修法之先師報恩法要が守本崇覚・熊本県修法師会長を導師に執り行われ、この一年の間に遷化した九州教区内の修法師に回向を捧げるとともに、昨年四月に起きた熊本地震の犠牲者に対する慰霊と、早期の復興を祈願した。
法要後は熊本市中央区上通町のホテル日航熊本に会場を移し、全体会議が開かれたほか、懇親会もあり、修法師の絆を深める有意義な二日間となった。