全国の通信記事
2026年6月9日号
山梨3 勇師通師法縁山梨大会
【山梨三】6月9日、山梨県南アルプス市上市之瀬の妙了寺(阿部是秀住職)において、第37回全国勇師通師法縁山梨大会が行われた。大会には京都本山西身延妙傳寺貫首近藤日康猊下、東京本山堀之内妙法寺山主山田日潮猊下をはじめ、各本山貫首猊下、法縁寺院各聖約80名が集った。
今回の開催地となった妙了寺は、正応元年(1228年)、日蓮聖人の直弟子である妙了日仏尼と、その子の日了によって創立された。山梨県の国中地域(山梨県中西部・甲府盆地を中心とするエリア)三ヶ寺の筆頭として、甲斐国の触れ頭を務めたことから、裏身延とも称される名刹である。
大会に先立ち、妙了寺阿部是秀住職が導師を勤め、先師法要が厳かに執り行われた。その後、阿部住職が歓迎の挨拶とともに、妙了寺への想い、寺を支える多くの檀信徒への感謝を述べられた。
法要に続いて、身延山久遠寺庶務部長池上要靖師の「高峰山妙了寺と開基日仏法尼」の記念講演が行われ、参加者は池上氏の丁寧な解説に耳を傾けていた。桜の名所でも知られる境内が、初夏の涼しげな緑に囲まれるなか、法縁各聖は旧交を温め、法縁としてのつながりをより一層深める大会となった。
2026年6月5日号
山梨3 檀信徒協議会総会・研修会
【山梨3】檀信徒協議会(金丸忠仁会長)は6月5日、南アルプス市「桃源文化会館」を会場に研修講演会を行った。
講演会前には、檀信徒協議会総会が執り行われ、開会に際し金丸忠仁会長より挨拶が述べられ、多忙の中、参加された各寺院の総代に対しての御礼が述べられた。続いて岡本正富(実成寺住職)宗務所長より挨拶があり、初めて参加される総代さん方に対し檀信徒協議会の成り立ちなどの説明を加え、僧俗共に日蓮宗発展のために参加された方々へ理解と、協力を仰いだ。
毎年恒例となったこの研修会では、本年は功刀貞行(定林寺住職)山梨県第二部宗務所所長を招き90名が出席する中講演が行われた。
功刀師は宗務所長のほかにも身延七面山奥之院別当、身延山布教師、また、定林寺立正保育園の園長を務めるなど宗内外で活躍しており、『いのちに合掌』と題した本講演では、自身の経験や資料を基に命についてお話をされ、法華経を通じていかに生きるべきかを熱く語られ、参加した各寺院総代は功刀市師の「魂に火をつけろ」という言葉に感銘を受け熱心に聞き入っていた。
最後に参加した総代方の益々の信心増進を祈念され、盛大な拍手の中幕を閉じた。
講演後、参加した総代からは「とても良い話を聞くことが出来た。帰ったら今日聞いた話を家族にも伝えたい」いう声が上がり、今回の講演が如何に有意義なものだったのか、帰路に就く参加者の顔に顕われていた。
2026年2月26日号
山梨3 聲明師会の教学研修会
【山梨3】2月26日、山梨県第三部聲明師会(村上通明会長)主催の教学研修会が南アルプス市の魚覚を会場に行われた。当日は、僧俗合わせて70名程が参加した。
今回は大曼荼羅とは何か「宗祖日蓮大聖人 大曼荼羅の世界~身延期の本尊を中心に~」と題して講演が行われた。講師として、身延山大学教授の桑名法晃氏が招かれ、日蓮聖人が身延山で過ごされた9カ年のうちに記された曼荼羅本尊について、解説がなされた。
入山後を文永期、建治期、弘安期に区分し、どのような状況で、どんな曼荼羅が記されたのか、その背景が丁寧に考察された。精神的にも肉体的にも厳しい状況の中で、身延山での生活を送る日蓮聖人の姿を想像しながら、参加者はそれぞれに、曼荼羅を通して思いを馳せた。桑名氏は講演の中で、「私たちは日蓮聖人を通じて、釈尊の曼荼羅世界に参入し、その御心に触れることになる。一人ひとりが法華経の行者として、そして、それを支える檀越として、お題目を受持することが大切です」と述べた。
会場には村上会長が復元に尽力した「塵尾(しゅび)」(聖徳太子が使用したとされる法具)が、参加者の目に触れることができるように持ち込まれた。村上会長は最後の挨で、「講演を通して、自己の研鑽に努めることができたと思います。今日は聖徳太子様も見守っていてくれていたことでしょう。これからも学び続け、ご精進ください」と会を締めくくった。



















