全国の通信記事
2025年3月31日号
福井中 『安穏の集い』
【福井中】福井県中部修法師会(馬田行景会長)では宗務所の後援を得て 令和七年三月三十一日 越前市京町妙国寺を会場に「安穏の集い2025」を開催した 当日は参列の檀信徒に 今年加行所を成満した廣橋是颯師が修行体験で得た功徳のありがたさを話した後 修法師会員参加のもと法要が行われ 立正世界平和 世の中が穏やかになるようにと一心に祈りを込めた また法要時には管内寺院の檀信徒から募ったダルマ祈祷とランドセル祈願祭も併せて行われ 檀信徒の祈願成就と新入生の学業成就を祈念した。
2025年3月30日号
岡山 岡山市大林寺で法灯継承式
【岡山】3月30日(日)、岡山市中区西川原の大林寺において第27世 中塚秀雄師から第28世中塚和伸師への法灯継承式が午後1時30分より営まれ、僧侶や檀信徒約100名が参列した。
中塚秀雄師は立正大学、大学院を経てロサンゼルスでの海外布教に尽力し、昭和43年に大林寺へ入山。今年で住職歴57年を迎えた。新住職の中塚和伸師は社会人経験を経て僧侶となり、入山奉告文では、父・秀雄師が行った海外布教や護持発展への尽力を丁寧に奉告された。
また、新住職の挨拶の中でも秀雄師がアメリカからの友人に英語で八正道を語った思い出や、立正安国論を英訳して伝えた逸話も紹介された。檀信徒の皆様にも手をあげて「Thankyou」と答えていた人柄にも触れられていた。
最後に、和伸師は「檀信徒と共に大林寺の発展に精進してまいります。」と力強く決意を述べられた。式後には、前住職念願の納骨供養塔完成にあたり、開眼式もとりおこなわれた。
兵庫西 市川町延壽寺で像師会法要と入寺式
【兵庫西】3月30日、市川町延壽寺において、龍華樹院日像菩薩報恩感謝の法要である像師会大法要が厳修され、教師・檀信徒含め150名以上が参列した。当日は寒の戻りで寒さ厳しい1日ではあったが天候に恵まれ、50名以上の稚児が町内を練り歩く稚児行列から始まった。延壽寺到着後、引き続いて本堂にて像師会大法要が執り行われた。今回の像師会大法要では延壽寺入寺式も併せて執り行われ、昭和54年より46年間住職を勤められた延壽寺第3世堀豊明住職より拂子が継承され、堀正龍師が延壽寺第4世住職に就任した。堀豊明前住職は「46年間はまさに光陰矢の如し。素晴らしい檀信徒に恵まれ、あらゆる寺業を行い寺観を整えることが出来ました。何卒、新住職へのさらなるバックアップをお願い申し上げます」と謝辞を述べられた。堀正龍師は入寺奉告文で「寺門繁栄と宗風宣揚の為、不退転の覚悟をもって歩まんことを誓い奉る」と誓いを立て、「この佳き日を迎えることができ感謝の念で一杯です。寺門繁栄に尽力された歴代上人の志しと檀信徒の思いを胸に、これからも精進していきたい」と謝辞を述べた。