全国の通信記事
2026年3月29日号
滋賀・妙感寺法燈継承入寺式

【滋賀】3月29日、近江八幡市妙感寺で第四十二世住職田所英純師の法燈継承入寺式が執り行われ、僧侶檀信徒合わせて約70名が参列した。
法要に先立ち、稲葉英量滋賀県宗務所長より住職認証の辞令並びに払子を継承され、田所英純新住職による法要が執り行われた。
その後、新住職より「入寺に当り総代始め檀信徒の方々には大変尽力して頂き感謝申し上げる。益々精進して参るので先代の頃から変わらぬご厚情賜りましたらと思う。」と謝辞を述べた。
護持会長である中江正雄氏は謝辞で「亡くなった先代住職からは早く代替わりをしたいという話を聞いていたので、本日の入寺式を迎えては大層喜んでおられるものだと思う。これから益々徳を積み檀信徒を導き、この妙感寺を盛り立てて頂けたらと思う。」と述べた。
長崎 原城一揆死没者慰霊
【長崎】去る3月29日。長崎県南島原市 良国寺(楠本 霅昇住職)は、近隣日蓮宗寺院有志と共に南島原市 原城址において原城一揆死没者慰霊行脚並びに法要を行った。
今でこそ世界遺産として登録され、観光名所として賑わう原城址であるが、約390年前、キリシタン信仰がなかったこの地において、幕府軍12万5千人の軍勢によって、原城に3万7千人余りの立てこもっていた反乱(農民)軍が非業の最期を迎えた所であることは忘れてはならない。
この戦により両軍合わせて約4万人の人命が失われ、国内の農民一揆として外に類を見ない歴史であり、日本史において「島原の乱」のフレーズは皆様も記憶に残っていることでしょう。
桜舞う当日、鶯の鳴き声と共に檀信徒・市内外民ら約60名が参列し、当地一帯に散乱していた遺骨を集め納められた「ホネカミ地蔵」前にて一読・献花が行われた。その後、広場にて慰霊法要を行い、供物並びに10万枚のお題目写経が、眼前の有明海へと供養のため散舞された。
楠本住職は最後に「この地に住む者として、歴史的事実は厳粛に受け止め、この戦において亡くなられた全ての方の慰霊は続けていかなくてはなりません。今の時世を鑑み、何が大事なのかもう一度考え直していきましょう」と挨拶。
信仰する者として・宗教者として、もう一度改めて考え直さなければならない時世に、今の私たちはいるのではないかと痛感した。
佐賀 本山光勝寺一斉団参
【佐賀】3月29日、佐賀県小城市の本山光勝寺にて、全国日蓮宗青年会主催の護国光勝寺一斉団参が開催された。九州各地から250名の檀信徒が参加し、松島日應猊下を大導師に、青年僧40名による大祈祷会が行われた。
開催に先立ち、全日青の工藤会長からは「妙法流布 とことんお題目」をテーマに、大改修を終えた光勝寺の本堂でお題目の尊さを実感してほしいと挨拶された。
法要後には、松島貫首より光勝寺の歴史と復興への思いが語られ、九州お題目の発祥の地として、本山が檀信徒や僧侶にとっての「信仰の実家」であり、お題目の拠点として多くの人々に訪れてもらいと願われた。
その後、各県ごとに特別祈祷が行われ、一斉団参を終えた。



















