全国の通信記事
2026年5月26日号
東京北 護法団参
【東京北】令和八年五月二十六日・ニ十七日、『新潟 本山妙法寺参拝と日蓮大聖人の足跡を巡る旅』と題し、東京都北部護法団参(参加者四十九名)が実施された。
一日目、上野駅に集合し、新幹線にて出発した一行は、長岡駅よりバスに乗り換え、昼食会場である長岡小鴨屋へ向かい、名物へぎそばを堪能した。
昼食を済ませ、一行は柏崎市にある、八幡大菩薩を主神とする三十番神が勧請されている妙行寺番神堂へ移動し、御開帳法要を厳修した。法要後、妙行寺御山主田村照明上人よりご挨拶並びにご縁起を拝聴し、その後結団式を行い、荒居稔宣宗務所所長より今団参に際し御挨拶が述べられた。その後、日蓮大聖人が着岸された番神岬を参拝した。番神岬参拝後、バスに乗り妙行寺を後にした一行は、原酒造へ移動し買い物をすませ、夕刻に蓬平温泉和泉屋旅館へ到着。夕食時には、落語家の柳家我太楼師匠より催しを賜り、今檀参に華を添えて頂き一日目の行程を終了した。
二日目、旅館を出発した一行は、六老僧日照上人を開祖とし、信濃守・風間信昭公によって開創された北越弘教の根本道場、本山村田妙法寺へ移動し、御開帳法要を厳修した。法要後、本山村田妙法寺貫首小林日元猊下よりご挨拶並びにご縁起を拝聴した後、本堂前にて記念撮影を行い、解団式を行い、落井良彦宗務担当事務長より今檀参の総括を頂戴し、冠哲史伝道担当事務長よりご挨拶と記念品の授与を行った。その後、バスへ乗車し日蓮大聖人が佐渡配流の途中、束の間の休息をとられた霊跡、こがね清水の井戸と腰掛石を参拝した。
参拝後、日蓮大聖人がご遺文「寺泊御所」をお書きになった法福寺祖師堂へ移動し、御開帳法要を厳修した。法要後、硯水の井戸にて法福寺御山主海津武尚上人よりご挨拶、並びにご縁起を拝聴した後、昼食会場である寺泊住吉屋へ移動した。
昼食をすませた一行は寺泊のアメ横でお買い物をすませた後、長岡駅へ向かい夕刻には上野駅に無事の到着を以て全行程を円了した。
2026年2月19日号
東京北 七面大明神例大祭・國祷会
【東京北】台東区谷中 本山瑞輪寺(井上日修猊下)に於いて令和8年2月19日に七面大明神例大祭・大荒行堂成満國祷会が厳修され、本年の日蓮宗加行所を成満した行僧30名が出仕し、檀信徒約50名以上が参列した。本年の日蓮宗加行所第4行を成満された富田泰陽上人(東京都大法寺住職)が水行導師、修法導師を勤められた。水行式では行僧30名による大迫力の水行を檀信徒は一心に合掌しその様子を見守っていた。引き続き、井上日修猊下を法要導師に更には、稲荷泰雅上人(瑞輪寺執事長)並びに吉澤順将上人(三尊教会御山主)が副導師をお勤めになられ、行僧の早く力強い読経と、一糸乱れぬ木剣による御祈祷が厳修され、国家の安泰を祈念した。
その後、今回水行・修法導師をお勤めになられた富田泰陽上人(東京都大法寺住職)より、「私は今回、行僧の中で最年長の58歳で四回目の行を行って参りました。自坊は大黒様を勧請しておりますので、三回目の行が終わった時に自分のお役目は全う出来たかと思っておりましたが、七面山で滝行をしていた所、お告げがあり入行することを決めました、身体は満身創痍の状態でありましたので周りからは入行に際し、心配のお声を頂戴する事が多かったです、ですがお告げがあった以上は入行して四回目をやり遂げる、そして必ず良いことがあると信じて入行を致しました。大変な行ではありましたが周りの方たちの助けがあって無事に成満出来たと思っております。荒行では水行班という水を被る専門の班におりました、何故水を被るのかと100日間、自問自答しながらの日々でした、その答えとして「調心」心を清めることの大切さまた、毎回水を被る事で自分自身が生まれ変わるといった「新生」が1つの答えではないかと今回の行で学ぶ事が出来ました。その甲斐あってか成満して一週間が経ちますが六根清浄の様な清らかな気持ちで日々過ごす事が出来ております。最後に私の好きな言葉で「過ぎにしことを悲しまず 来たらぬことにあこがれず 今あることに身を持てば その顔色や朗らかなり」がございます。この言葉をもって100日間過ごして参りました、皆様も是非とも笑顔で一日一日を大切にお過ごし下さい」とご挨拶された。
結びに井上猊下より、檀信徒の方々、ご出仕の全行僧、御来賓の参与各聖、副導師をお勤めになられた各聖、其々に対して感謝が述べられ「本年は日蓮宗大荒行を成満されました30名の行僧の皆様をお迎えしての七面大明神例大祭・大荒行堂成満國祷会となりました。また、荒行を成満された約三分の一の行僧の皆さんが本日お集りを頂きました事、大変ありがたいことだと思っており、本日ご出仕を賜わりまりました行僧の皆様には感謝する次第であります。さて、本年で当山の七面大明神様を勧請して330年になります。それだけの年月が経っておりますので七面様も御衣等が大分痛んでおりました。修復の甲斐あって当時のお姿が蘇っておられます。そういった事で本来は本堂で皆様に御祈祷を受けて頂いておりましたが、本年は七面大明神様の御前にて行僧さんより沢山功徳の詰まった御祈祷を受けて頂ければと思います。大きなご利益があるはずでございます。」と述べられ、その後、山内の七面山堂内にて行僧による特別祈祷があり、七面大明神例大祭・大國祷会は無事円成した。
2026年2月18日号
東京北 第66回教師研修会
【東京北】令和8年2月18日、東京都北部布教師会主催の第66回教師研修会が根岸要傳寺(髙森大乗住職)に於いて開催された。
講師には名古屋大光寺住職で医学博士でもある村瀬正光師を迎え、「看取りへの関わりと遺族ケア―日蓮宗教師としての檀信徒との関わり方―」と題して、お話を頂戴した。
ご講義の中で肝要とされていた1つは「傾聴」の大切さである。「傾聴」は人間関係や心の健康において非常に重要な要素となり単に相手の話を聞くことだけでなく、心を開き、相手の気持ちや考えを理解しようとする深いコミュニケーションの一形態である事をお話の中で再認識する事が出来た。更には相談者との中で大切な「傾聴」の態度、言葉遣いや振る舞いに始まり、面談の際の環境作りに至るまで具体的なご教示を頂いた。
また、患者の家族、葬儀にあたって「遺族」に対するケアが大切であると仰る。病院では、医療従事者は、死者を生者と同じように扱い、丁寧な言葉がけを行い、労をねぎらいながら別れを告げる事で、遺族からの感謝の言葉をもらう事が多いと言う、そういった姿勢を見習い死者の尊厳を重んじる行為が大切であり、僧侶が心がけるべき点であるとご教示頂いた。最後に布教にあたって留意すべき点は、「信仰は強制・強要するものではない」「内なる自発的目覚めがないと解決できないものである」ということ。僧侶が境内の清掃や三宝給仕の姿を見せることも見ている者の「気付き」になる。そういった僧侶の姿勢をみせていくことも重要であると述べられた。その後、質疑応答があり、最後に開催寺院の東京都北部布教師会副会長髙森大乗上人より講師をお務め頂いた村瀬正光師に感謝の念を述べられ閉会となった。



















