全国の通信記事
2026年8月3日号
大阪豊能 「涌泉寺 お祈り便」
【大阪豊能】能勢町涌泉寺(山口法光住職)は、寺院への参拝が難しい人のもとへ出向く移動式寺院「涌泉寺 お祈り便」を始めた。車内に御宝前を設け、高齢や病気、交通手段がないことなどで来寺が難しい人を対象に、法華経の祈りを届ける。
回向や祈祷のほか、写経や法話、ペット供養などにも幅広く対応する。山口住職は「お寺に来られない方にも、仏様に手を合わせ、心を整える時間を届けたい」と話している。
寺院が地域へ出向く「会いに行くお寺」としての活動で、檀信徒らとの新たな接点づくりを目指す。
2026年7月25日号
京都1 近畿地区僧風林
【京都1】令和8年7月25日から31日までの一週間、京都市左京区本山頂妙寺(田中日淳貫首)に
おいて、令和8年度近畿地区僧風林が開林された。
今年は、近畿教区は本より全国各地より17名(男性13名、女性4名)の林生が参加した。
僧風林期間中、林生たちは互いに励まし合いながら、朝の起床から夜の就寝まで、読経や仏伝・祖伝の学習、写経、法要式の実践練習など、密度の濃い修行の日々を送った。
また、比叡山延暦寺や横川定光院への参拝も行い、日蓮聖人の足跡に直接触れる貴重な体験を通して、僧侶としての基礎を心身ともに培った。
最終日には、京都八本山の貫首方や近畿教区内の各聖に加え、林生の師匠・ご家族・親族
の見守る中、田中日淳貫首を導師に一週間の修行の成果を示す集大成である模範法要を林生のみで堂々と厳修しました。
閉林式では、林長である田中日淳貫首より、「この一週間で学んだことを心の支えとし、
信仰の柱としてこれからの成長につなげてください」と、林生たちへ温かくも力強い激励
の言葉が贈られ、幕を閉じました。
宮鹿沖 第68回日蓮宗保育研修会
【宮鹿沖】第68回日蓮宗保育研修会が7月25日、鹿児島市で開催され、全国から保育園・幼稚園の職員183人が参加した。主催は日蓮宗保育連盟。九州教区日蓮宗保育連盟会長の冨田隆文師をはじめ、関係者が参加し、保育の現場に生かすための研修に取り組んだ。開会式では、参加者全員で宗歌、讃仏歌を斉唱。続いて4人の参加者による献灯・献花が行われた。その後、日蓮宗保育連盟の新居養雄理事長を導師として法味言上が営まれ、研修会が始まった。研修では、「なにより大切なことば」「エンジョイリズム体操」をテーマに、子どもたちとの関わりにおける「ことば」の大切さについて、実例を交えながら学んだ。グループワークも取り入れられ、参加者同士が意見を交わしながら、日頃の保育を振り返った。また、「エンジョイリズム体操」では、子どもたちが園で楽しみながら身体を動かし、遊びにつなげていく方法を、参加者自身が身体を動かしながら実践。会場からは歓声や笑い声が上がり、楽しみながら学ぶ姿が見られた。研修内容を少しでも多く園に持ち帰ろうと、熱心にノートに書き留める参加者の姿も見られ、充実した研修となった。夜の懇親会では、九州各地の保育園・幼稚園による趣向を凝らした演し物が披露された。参加者も一緒になって歌や踊りを楽しみ、会場は大いに盛り上がった。
翌26日には、鹿児島妙正寺副住職の冨田宏邦師による晨朝法話「青年僧の主張」が行われた。日頃、幼稚園の副園長を務める中で培った経験を生かした法話に、参加者は熱心に耳を傾けた。参加者はそれぞれに学びを胸に刻み、今後の保育の現場で生かすことを誓い、研修会は閉会した。



















