全国の通信記事
2019年8月31日号
千葉東 多古中学校野球部の必勝祈願
【千葉東】8月31日、多古町妙光寺(冨永観瑞?住職)に於いて多古中学校野球部の必勝祈願が行われた。多古中野球部員14名と部長監督保護者6名が参加した。
多古中学校野球部は3年生が引退し新チームとなり、新たなチームとしての団結力を求めると共に、怪我なく秋季大会に練習の成果を発揮出来るようにと、妙光寺祖師堂において「おひげのお祖師さま」や「妙見大菩薩さま」の前にて焼香し、住職の祈祷を受け、祈りを捧げた。
多古中学校の生徒さんは職場体験で妙光寺に訪れたり、お寺は身近な存在なようだ。 冨永住職は「常に自己向上のためにも努力を積み重ねる事が大切であり、
失敗を畏れず攻め続けければ必ず勝利を勝ち取ることが出来る。仲間を信じ合い、助け合うこともチームとして大事なことである。常に野球が出来る喜びと感謝の心を持って、神仏や応援する皆の声援を力に一戦一戦を一球一球を大事に精一杯戦って欲しい。」とエールを送られていた。
香川 修養道場サマーキャンプ
【香川】高松市妙覚教会(佐々木義淳住職)において8月31日、令和元年 第14回日蓮宗香川県宗務所主催の修養道場サマーキャンプが行われ、今年は県外からの参加者を含め小中学生13名が参加した。
午前中は法話を聞き・お経本づくり・お経・団扇太鼓・お焼香練習を行った。
お手製のお経本を折り紙のように楽しく作成。
出来立てホヤホヤのお経本で元気にお経練習を行えた。
午後からは、高松市水道資料館まで遠足。
こちらの資料館は美しい外観の文化財建造物で一見の価値あり。
資料館では普段何気なく使っている水道がどのようにして作られるのかを学ぶことが出来た。
閉校式では午前中に練習したお経・団扇太鼓・お焼香の作法を自信もって行えていた。
最後に所長より参加者全員に修了書を送りサマーキャンプを締めくくることが出来た。
京都門下連合主催 55回夏期大学
【京都1】京都市中京区本能寺文化会館にて8月31日(土)京都日蓮聖人門下連合会主催、京都日蓮聖人門下本山会後援の第55回夏季大学 ~今、生きるよろこび 生かされる喜び~が開催された。残暑厳しい中、約100名の受講者と僧侶が集まった。
開講式に引き続き、第一講目として、日蓮宗常任布教師・松林院住職大西秀樹師による『日蓮聖人の言いたかったこと』━なぜお題目を唱えるのか━という法話があった。大西師はこの難解な内容から、受講者と対話したり、問題を投げかけたり、ホワイトボードを使い丁寧に語句の説明をして、受講者と一体となった法話がなされた。
第二講目として公益財団法人角屋保存会理事長・角屋もてなしの文化美術館館長中川清生氏による『島原の歴史と文化』の講義があった。配られた資料、レジュメを基に、京都・島原花街(現京都市下京区)で営業していた料亭角屋(すみや)の歴史や文化を説明された。建物は現在国の重要文化財に指定されている。受講者は熱心に聞き入り、中にはペンをとってメモする方もおられた。