全国の通信記事
2024年5月17日号
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】5月17日、小城市のドゥイング三日月で、佐賀県宗務所主催の婦人部統一信行会が、県内の寺庭婦人檀信徒100人参加のもと、開催された。開会後、首藤泰隆師(大分·延隆寺)による記念講演、その後、唱題行研修が行われた。
「お題目を繋ぎたい」という演題で行われた講演では、自身が自坊で取り組んでいる参拝者の心に寄り添ったご首題·ご朱印が出来るまでの経緯やなぜ自分が僧侶になったのか、どうしたら多くの人々にお題目がつながっていくのかを、実際に作成されたご朱印等を例に上げながら述べた。話の中で「絆」という字に関しての説明の際には、参加者たちが隣同士で手を繋いで上げたり下げたりしながら、体を動かしつつ理解を深めていた。最後に皆様のお題目が子や孫ににつながり、さらには苦しむ方々の光となりますことを願っていますと述べ、講演を終えた。
2024年4月28日号
佐賀 寺院総代統一信行会
【佐賀】宗務所は4月28日、統一信行を小城市ドゥイング三日月で開催し、僧侶檀信徒120人が参加した。松島正英所長を導師に法味が言上された後、全国檀信徒協議会会長池上幸保氏の講演が行われた。「総代としての布教と護持活動」と題し、現代社会における様々な問題に対してお寺や総代が担うべき役割について自身の経験を交え分かりやすく説明した。参加者からは、「来る日蓮聖人750遠忌には檀家全員がお祖師さまに手を合わせるような環境を作って行きたい」と力強い言葉が聞かれた。講演後は総会が開催され、結びに本年11月同管区で開催予定の護法大会の成功を皆で誓い合った。
2024年3月29日号
佐賀 人権研修会
【佐賀】武雄市円満寺は3月29日、宗務院と佐賀県宗務所共催で差別戒名について研修会を開催し、宗務院より人権推進委員と管内の教師寺庭婦人30名程が参加した。
同寺では浄土宗より授与された差別戒名を改号し、宗務院と行政と一体となって墓石を取りまとめ供養塔を建立し菩提を弔ってきた。
研修に先立ち法要が営まれ、市役所職員や関係者が参列し法味を捧げた。
講師を務めた池永英寛住職は差別墓石について昭和63年より取り組んできた経緯を語たり参加者は熱心に耳を傾けた。
結びに「これまで沢山の方々のご協力のおかげで事業を円成することができた」と感謝の言葉を述べた。
研修後は多数の質問が飛び、有意義な意見交換の場となった。
奇しくも同日は供養塔建立開眼日(平成6年3月29日)より30年の節目に当たり不思議なご縁を感じる1日となった。