全国の通信記事
2020年11月30日号
静岡中・修法師会で冬期読誦会
【静岡中】静岡県中部修法師会(黒﨑政秀会長)は11月30日、管内富士宮市東漸寺(黒﨑政秀住職)にて冬期読誦会を行った。コロナ対策として出仕者の制限をもうけ、会員18名が参加。法要ではマスクとフェイスシールドを着用し、コロナ禍早期収束と闘病する患者さんへの当病平癒、併せて医療従事者への身体健全を祈願した。黒﨑会長は、年末年始は祈祷会が多くなる時期なので、感染対策に十分留意し、安全への工夫をして修法をしてもらいたい。お寺にいる時間が増えた今だからこそ、檀信徒とゆっくり話をして結びつきを強め、一丸となってコロナウイルスの危機を乗り越えてほしい、と話した。
2020年11月29日号
千葉西・君津市蓮久寺で「オンライン寺フェス」
【千葉西】君津市蓮久寺(江口隆晶住職)にて十一月二十九日(日)十九時より「オンライン寺フェス」が開催された。
過去の寺フェスで出演した地元の学校やアーティスト、有志団体の他、身延山高校の雅楽部と手話部も動画で出演した。
イベントの結びに、社教会(江口隆晶会長)の役員三名が出仕して「新型コロナ収束の祈り」と題し、プロジェクションマッピングを使用した法要を行った。
エンディングでは、以前の寺フェスにも出演した川名湛忍師(富士川町善国寺住職)が作詞作曲した「いのちに合掌」を流し、今回の寺フェスのテーマである「繋がり、縁の大切さ」を視聴者に伝えた。
オンライン寺フェスで「寺フェス限定御朱印」を出していて、その御朱印代を日本ユニセフ協会の「新型コロナウイルス緊急募金」に寄託し、オンラインで募金活動を行った。全国各地から限定御朱印の申し込みがあり、募金総額は三万七千五百円だった。
2020年11月28日号
宮城 気仙沼市法玄寺の本堂落慶
【宮城】令和二年十一月二十八日、気仙沼市・法玄寺(駒林泰玄住職)にて新本堂の落慶法要が住職・総代・世話人・本堂建設委員のみで行われた。
法玄寺は東日本大震災で津波・火事での被害はなかったものの、地盤沈下により本堂・庫裡とも修繕が困難となった為、宗祖御降誕八百年事業として平成三十年より新築工事を開始した。
駒林住職は「檀信徒の皆様からの温かい支援により、無事落成まで漕ぎ着けました。偏に檀信徒皆様には感謝しかありません。また、このコロナ禍まで着工が遅れていれば本堂は完成出来なかったと思います。そのような機に恵まれた事に、諸天善神のご加護を感じ、そこにも感謝しかありません。」と話し、法玄寺の諸天善神や檀信徒への恩に報いるべく決意した。