全国の通信記事
2020年11月26日号
静岡西 袋井市社会福祉協議会へ募金を寄付
【静岡西】静岡西部宗務所(中村宏人所長)は令和2年11月26日、社教会(山澤英伸会長)とともに、平成21年より行ってきた「一食一円」運動で管内寺院檀信徒より集まった募金から10万円を袋井市の社会福祉協議会へ寄付した。一食一円運動は各家庭で食事の際に、いのちのめぐみ、また生産者など人と人との縁に感謝して一食につき一円を募金するという活動で、10年以上にわたって続けられている。募金は毎年静岡県西部各市町村の社会福祉協議会へ寄付され、福祉施設の備品購入等に役立てられている。
2020年11月24日号
北海道北 教師研修会
【北海道北】11月24日、旭川市妙法寺で北海道北部布教師会による教師研修会が開催された。講師には札幌市妙覚寺住職、高橋俊隆上人をお招きし、『日蓮聖人ご生涯の意義 -安房の歴史に探る-』『日蓮聖人と下総局の周辺について』の二部構成で行われ、管内教師17名が参加した。
高橋俊隆上人は、ご遺文を詳細に分析し、それをもとに日蓮聖人と富木家や千葉氏との関係、当時の安房国がどのような場所であったかなどを詳しくお話しされ、年表を見ただけでは窺いしれない日蓮聖人のご生涯の背景について深く学ぶことが出来た。
布教師会会長の中村啓承上人は、「今年は新型コロナウイルスによりほとんどの研修会が中止となったが、コロナ禍により檀信徒が様々な不安や悩みを抱えている今だからこそ、檀信徒の心に寄り添えるよう、我々僧侶はしっかりと研鑽を積むべきである。」と話された。参加した教師は「とても勉強になる内容であり、自分の知識がいかに浅いものであったかを痛感した。もっと沢山のお話を聞きたい。」と語っていた
2020年11月22日号
佐賀 佐賀県版「良縁のつどい」
【佐賀】お寺を通じた良縁成就の場を提供する「良縁の集い」が佐賀県宗務所主催で11月22日、「いい夫婦の日」に市内のホテル・ニューオータニ佐賀にて開催された。
「コロナ禍の中何か心温まる場を作りたい」「今後の管区内外のお寺の護持・発展の為に」という、松島正英佐賀県宗務所長の熱い思いから始まり、佐賀県では初の試みとなり、男性15名、女性12名の計27名が参加した。
今回は、佐賀県外からも大分、大阪など、広域からの参加もあり、まず初めに参加者全員で佐賀県宗務所(國相寺)にて良縁成就の祈願を受けた後に、会場へ移動し、新型コロナウイルス感染症対策の一環としてフェイスガードを用いての良縁の集いとなった。
全員が総当たりで顔を合わせ、話し終わった後、最後に、今後も交際を希望する相手の第一・第二希望を記入して終了し、今回の集いでは二組のカップルが成立した。
参加者からは「お寺の祈願など和やかな雰囲気で楽しかった」「初めての参加ですがすごく楽しめました」といった声があがり、とても有意義な集いとなった。
事務局では、お寺を通じたご縁が増えてもらえるよう、今後もこのような集いを続けていきたいと考えている。