全国の通信記事
2013年11月30日号
長崎・信徒青年会の集い
【長崎】平成二五年十一月三十日~十二月一日、長崎市本蓮寺(山田浩文住職)にて、第十一回平成二五年度日蓮宗長崎県信徒青年の集い「信徒青年会長崎大会」が開催され、県内から会員約四〇人が参加した。開会にあたり信徒青年会長、金子宗弘氏は、「会で定めた三つの誓い、①各々の自宅に必ずご本尊をおまつりします。②日蓮聖人のみ教えを学び、仏祖三宝とご先祖に報恩感謝のお祈りをいたします。③一日一度のお題目三唱の信行を続け、お題目結縁活動を行います。をもう一度再確認し、誰かと会うとき、会釈ではなく合掌で挨拶することを心掛けていきましょう」と挨拶された。その後、持永海宣師、森慈徳師により研修があり、夜は信徒と僧侶がテーブルを囲んで親交を深め合った。翌日は「長崎さるく」を行い、大盛況の中閉幕した。
2013年11月29日号
中四国いのりんぴっくに参加
【鳥取】 日蓮宗鳥取県宗務所(石指浩絃所長)主催・日蓮宗鳥取県檀信徒協議会共催で鳥取県檀信徒信行大会高松団参が十一月二十九・三十日に行われた。
県内各寺院より教師・檀信徒合わせ八十四名の参加者が集まり、一日目は香川県小豆島の観光地(寒霞渓・二十四の瞳映画村・オリーブ園)を巡り、親睦を深めた。二日目はサンポート高松会場にて、いのりんぴっくに参加した。参加者はそれぞれ各ブースを見て回り、お茶や各県のご当地グルメを食したり、法衣や袈裟を着てみたりと思い思いに催し物に参加して愉しんでいた。また、美輪明宏氏による特別講演「生きやすい生き方」に参加した。講演後、檀信徒の方々は口々に、「頭は冷静に、心は温かく、絶えずほほ笑み、感謝の気持ちを忘れずに」と美輪氏の講演を愉しんでいた様子がうかがえた。
2013年11月27日号
沼津市蓮華寺で法灯継承式
【静岡東】沼津市戸田蓮華寺で十一月二十七日第四十三世西埜海永上人の御退住に伴い、第四十四世西埜寛永師の法燈継承式が営まれ僧侶檀信徒約百五十人が参列した。
本堂での法燈継承式では師父である海永師から新住職である弟子の寛永師に払子が継承され、須藤正裕宗務所長より辞令伝達が行われた。
法要の最後のご挨拶では先に前住職の海永上人が住職歴38年間振り替えりながら「本日は管内より多数のお上人様方の御出席を頂き誠にありがとうございます。」と退住の挨拶をなされ、その中で、「38年前の入寺式では諸々の事情があり、当時の管区所長から『こんなに数の少ない入寺式は初めて。しかし、行と学の師僧がおられれば何も言うことはない。数ではない。」
又、師僧からは「この寺は、数代、住職が定まらない寺の因縁かもしれない。君は永く定まるよ
うに、何よりもお経を読み、給仕の心での清掃をしなさい。」と思い出の祝辞と師僧のお言葉が紹介され、今後も初心を忘れずに頑張って参りますと御礼を申された。
つづいて新住職寛永上人からは「払子を受け取る重みを感じております。本日ここに御出席頂きましたお上人様方が私のお手本となる先輩であり、皆様を見習って参ります。」と力強く述べた。
法要終了後の祝宴は、ときわや旅館で盛大営まれた。