全国の通信記事
2024年3月28日号
北海道北 いのちのシンポジウム
【北海道北】令和6年3月28日に北部宗務所主催の研修会『いのちのシンポジウム』が開催された。この研修会は毎年行われており、教師、寺庭婦人、寺族、檀信徒を
対象とした研修会である。会場は旭川市妙法寺(釋英義住職)で、教師19名、寺庭婦人4名、檀信徒33名が参加した。
令和4年に起こった安倍晋三元首相の暗殺事件は私達に大きな衝撃を与え、「カルト宗教」の問題は教師・寺庭婦人のみならず檀信徒にとっても、決して他人事ではないと思い知らされました。
この問題にしっかりと向き合っていく為にも、今年度は「カルト宗教から身(生命)を守る」をテーマに掲げ、研修会を行なった。講師には、北海道大学大学院の教授を勤め、長年この分野に
ついて研究をされている櫻井義秀先生をお招きし、旧統一教会の実情について講演をいただいた。先生は研究をされる傍、学生が「カルト宗教」の被害者、更には加害者にならないよう活動を
続けられており、その実体験からなるお話に参加者全員が真剣に耳を傾けていた。最後に、この研修会の企画運営を担当した北部教化センター長(水野英修師)は、櫻井先生に感謝の念を述べ
るとともに、これからも中身の濃い研修会を企画していきたいと決意を語られ閉会となった。
2023年12月22日号
北海道北 旭川市妙善寺で星祭
【北海道北】令和5年12月22日(冬至)に旭川市妙善寺において星祭が行われた。苫前町妙宣寺住職、新渡戸円乗師と共に、檀信徒45名も見守り、外気温-8度の中で水行をし、本堂内にて年内の厄祓い・来年の運気上昇のご祈祷が行われた。北海道北部で毎年行われている歳末たすけあい募金も法要後にご協力をお願いし、檀信徒の皆さんは今年も沢山の功徳を積み笑顔で帰路についた。
2023年12月15日号
北海道北 歳末たすけあい募金
【北海道北】12月15日、北海道北部社教会と青年会が合同で行っている歳末たすけあい募金の勧募活動が行われた。この活動は30年以上前から継続している事業であり、
今年も雪の降るなか旭川市駅前広場と旭川市銀座通商店街で15時から17時までの2時間にわたって13名の教師が街頭に立ち、募金への協力のお願いを呼びかけた。
この時期の旭川はとても寒く気温も氷点下であるが、通りかかった多くの方達が足を止めて協力をしてくれた。コロナ禍が落ち着き、旭川市も外国人観光客が
増えており、中には募金に協力してくれる外国人の方もいた。また管内のお寺からは、行事の際に檀信徒に協力を呼びかけていただき、多くの募金が寄せられた。
街頭と管内寺院からの募金を合わせて338,144円が集まり、中島英明師(社教会会長)と島田啓嗣師(青年会会長)、新渡戸円乗師(青年会h副会長)の3名が22日に
「北海道新聞旭川支社」へ届けた。この募金は昭和40年に設立された「北海道新聞社会福祉振興基金」を通して北海道内の福祉向上の為に使用される。
主な用途は学生の奨学金、福祉分野の人材育成支援、ボランティア活動の支援等である。 募金後も慰労会で中島会長は会員に対して「昨今、募金詐欺等の事件も
目にするが、日蓮宗教師として自信を持ってこの活動を次世代へと繋ぎ、宗祖の教えである安穏な社会づくりに貢献して参りましょう。」と強く語りかけた。