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2025年11月10日号

大阪豊能 第56回護法大会

第56回護法大会【大阪豊能】11月10日、能勢町淨るりシアターにて豊能宗務所主催、豊能檀信徒協議会後援の第56回護法大会が、僧侶檀信徒310人参加のもと開催された。第1部は豊能宗務所長導師、管内教師出仕による終戦80年戦没者追善法要並世界立正平和祈願法要を厳修。法要では今回初めて修法祈祷が取り入れられ、豊能修法師会による力強い木剣の音と祈りの声が会場に響いた。第2部は長崎県昭徳寺副住職の森光寛師による「未来の一因~慰霊がつむぐ平和~」を聴聞。インパール作戦に従軍した祖父の壮絶な戦争体験を幼い頃一度だけ聞いた師は「死生観を変えてしまう戦争の恐ろしさ」をそのとき初めて知ったという。現在は被爆地でもある地元長崎を中心に慰霊を行う森師の活動に平和への思いを共有した。第3部の清興では落語家の桂源太さん、講談師の旭堂一海さんによる「話芸の世界」を鑑賞。見事な二人の話芸にしばし時を忘れて聞き入った。最後には唱題行も行われ、豊能日蓮宗青年会の団扇太鼓の響きに合わせ、お題目の声が会場を満たした。毎年護法大会に合わせて開催される写真コンテストも今回で第11回目。会場玄関には「思わず合掌したくなる」13の応募作品が並び、参加者は笑みを浮かべながら写真に思わず合掌して一票を投じる姿が印象的だった(服部憲厚通信員)

 

 

 

2025年11月9日号

長野 飯伊法興会信行会

長野251110【長野】11月9日、飯田市・経蔵寺(望月龍賢住職)を会場に飯伊法興会並びに飯伊日蓮宗寺院連合護持会の信行会が開催され教師・檀信徒合わせて約60名が参加した。

参加者たちは午後1時30分より身延山大学名誉教授・身延山久遠寺庶務部長である池上要靖僧正(身延町・智寂坊住職)の法話を拝聴。日蓮聖人の四大法難からお題目の信仰と合掌の心について学び、時折メモを取りながら熱心に聞き入る姿が見られた。

講義ののち、健康運動指導士の梅村和代氏の指導による健康体操が行われ、日常生活に気軽に取り入れられる頭と体の体操を全員で実践し、会場は和やかな空気に包まれた。

最後に唱題行を行い、法話で学んだお題目への信仰をより一層深める一日となった。

2025年11月8日号

千葉西 本山藻原寺お会式

千西251112②【千葉西】11月8日(土)茂原市本山東身延藻原寺に於いて、開山日蓮大聖人第744遠忌ご報恩式(お会式)が増田日優猊下を御導師に厳修された。

16時30分より万灯行列が浜町観音堂より出発し市内を巡りながら藻原寺を目指した。17時よりお会式大法要が厳修され、藻原寺檀信徒と万灯奉納寺院代表者合わせて約80名が参列した。

増田日優猊下は法要後のご挨拶で参列者に感謝を述べると共に「来年度は日蓮聖人745遠忌、そして藻原寺としては開闢750年の年に当たる大きな節目となります。藻原寺は日蓮聖人が御開山された寺院であり、来年度はお会式と合わせ盛大に執り行います。」と語った。

その後、万灯行列が本堂前に到着し、増田日優猊下の前にて盛大に万灯奉納を行い最後に茂原市実相寺住職畠山義浄上人を修法導師に御祈祷を行い式は締めくくられた。参加者からは万灯の灯りに包まれながら、歴史と信仰、そして人のつながりを感じるお会式であったと語った。

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新年のご挨拶。

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