全国の通信記事
2023年11月15日号
千葉西 長生村本延寺で入寺式
【千葉西】十一月十五日、長生村 長植山本延寺で第三十九世吉野了廣師から第四十世吉野了将師への法燈継承が営まれた。平成二十九年の先々代住職吉野了栄師の遷化から本養寺住職吉野了廣師が代務住職として法務を引き継いできたが了将師の令和四年度大荒行堂初行無事成満を受け、本延寺の御会式に合わせ今回の法燈継承に至った。了将師は「檀信徒一人一人に寄り添い、歴代上人の築き上げた歴史や伝統を守り、多くの人々の心を癒す拠り所となる様、正法流布に勤め地域の方々に愛され、親しまれるお寺になるよう精進して参ります」と語った。
2023年11月12日号
北海道西 安平町妙覚寺で第四世法灯継承入寺式
【北海道西】令和5年11月12日正午より、北海道安平町の追分にある法城山妙覚寺において第四世法灯継承入寺式が執り行われました。
【北海道西】平成30年9月6日深夜、北海道胆振地方を震源とする「北海道胆振東部地震」が発生しました。震源地から近かった安平町も多大な被害を受け、妙覚寺の本堂や庫裡にも甚大な被害を被りました。それから1ヶ月半後には、かねてより病気療養中だった義真上人の師父、妙覚寺第三世山城勝真上人が遷化してしまいました。
それより5年の間、義真上人は度重なる困難にも負けず、本堂・庫裡の修復、そして平成29年より園長を務める「追分こども園」の運営を行いながら着々と準備を進め、この度入寺式を、関係寺院や多くの檀信徒の参列を頂き盛大に執り行われました。
1,新住職・山城義真上人の抱負、今後の取り組みなど
これまでのお寺の役割を果たすことはもとより、檀家の高齢化や減少、若い世代への継承が課題としてあるため、お年寄りだけではなく、若い世代もお寺に集まりやすい環境づくりや行事などを考えていきたい。地域の一員として、お寺に関わること以外にも、地域の行事や取り組みに参加し、ボランティア活動にも積極的にかかわっていきたい。
2.「総代など檀家さんの願い等を聞きたい」
こどもがいない、墓を守る人がいないなどの相談を多く受けるので、永代供養墓をお寺で建てること計画しています。
兵庫北 豊岡市立正寺で法燈継承式
【兵庫北】令和5年11月12日、豊岡市長遠山立正寺にて第三十三世村井淨音師から第三十四世清瀬一能師への法燈継承式が行われた。午前九時より稚児行列が出発。午前十時より法要が厳修された。兵庫県北部宗務所長堂前貫修師より辞令伝達が行われ、村井淨音師より払子が継承され新住職が御宝前にて奉告文を奉読。新住職清瀬師は「一生懸命務め、お檀家の皆様が安心できるようにしていきたい。」と抱負を述べられた。
昼食をはさみ、午後からは吉川普子氏、園奈央子氏による二胡の演奏後、第三十二世静音院日健上人の三十七回忌法要が行われた。