全国の通信記事
2019年4月29日号
千葉東 飯高寺講堂の御本尊御開帳
【千葉東】日蓮宗の学問所であった飯髙檀林跡の飯髙寺に於いて、4月29日(月)午前10時から12時までと午後1時から3時まで御本尊が御開帳された。午前10時と午後1時の法要で参拝者の祈願を行い、参詣者には江戸時代より伝わる御宝前の経巻にてお経頂戴がおこなわれた。御首題を求める参詣者も多く、多額の浄財が寄せられた。また、「忍びの国の平楽寺」として撮影された事もあり、午前150人以上、午後も150人以上の参拝者が集まった。また、今年も撮影の予定があり、今後益々参詣者が増えそうである。
また、ボタン庭園が講堂の裏側にあり、例年通りきれいに咲いており、参拝者は境内散策だけでなく、花も楽しんでいた。
更に、4月28日(日)匝瑳市主催の音楽祭である新緑際が開催された。午前10時30分から市内弦楽「UFO・新緑コンサート]、午後1時30分から「ポップス・ジャズ ピアノコンサート」があり、数百人の聴衆が集まり、飯髙寺に敬意をはらって演奏に聞き入っていた。
兵庫北 第52回護法大会
【兵庫北】宗務所主催(宮﨑英一宗務所長)の第52回護法大会が4月29日、豊岡市経王寺を会場に開催され、各地より僧侶と檀信徒合わせて230人が出席した。「お題目結縁」と題して豊田慈證師の高座説教、法要、寺庭婦人会による宗歌・護法の歌・和讃の奉唱が行われた。
豊田師の高座説教では、「堀之内妙法寺の厄除けのお祖師様の由来」「ハナとクマの嫁姑問題」など、落語さながらの人情噺風の話しで「私たちは、身近なところでお題目にご縁があり、結びついている」と言うことを説明され、聴聞した参加者は、時には笑ったり涙をぬぐったりしながら話しを聞いていた。
神奈川2 第12回チャリティーコンサート
【神奈川2】横須賀西ロータリークラブ(長島澄雄会長)主催、社教会(山本貫恭会長)、青年会(望月文敬会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第十二回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・学生・同寺の隣にある三浦学苑高等学校のインターアクトクラブなど、延べ三百人が参加した。
同ロータリークラブは、毎年四月二十九日、国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、今年は「平成から新年号へカウントダウン」をテーマに開催された。
昨年の募金は、NPO法人T・M良薬センターを通して、ミャンマーの小学校の屋根工事のために活用された。ことしの募金も同団体を通して、スリランカのテロ事件で心に傷を負ったこども達の支援などに使われる予定になっている。例年、この事業の募金は「命 輝かすために こども達に明るい未来を」と、ミャンマー、ネパール、国内では岩手、宮城・石巻、熊本など、多くの地域の災害に対する支援として、幅広く活用されている。
コンサートでは、大明寺合唱団「ロータス」、ゲスト「Sono Shige」、大明寺僧侶とその仲間たちによるバンドで、楠山住職もドラムを叩いている「BREY(ブレイ)」とゲストの「Ken Ken」、ゲストの双子デュオ「健太康太」らが演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げた。
最後に会場の参加者全員で、横須賀市の市制百周年記念曲『風を感じる街~yokosuka』を歌うなど、終始大盛況の中、コンサートは終了した。
会場では補助犬育成支援団体・NPO法人湘南ROSAやT・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、同社教会、管区青少年教化委員会(楠山泰英委員長)による出店も行われた。