全国の通信記事
2022年8月31日号
静岡西 十二支の欄間彫刻が話題に
【静岡西】四季折々に美しい景観が広がる浜名湖に近い湖西市新所の妙経寺(松田成幸 住職)で、新たに地域の話題となっている十二支の欄間彫刻がある。本堂向拝に掲げられた幅一間一木彫りの十二支像は、今でこそ本堂正面、向拝の欄間に収まっているが、もとは同管内、菊川市の寳珠寺住職、杉本蓮修上人が岐阜の職人から求めたものだが、まだ寳珠寺の堂宇で飾られることはなかった。今回、杉本住職の厚意で十二支の「引っ越し」が決まり、数奇な運命で別寺の本堂正面を飾る主役として迎え入れられた。寺院の本堂向拝に十二支像があるのは珍しいそうで、令和の「縁つなぎの十二支」として、力強くも可愛らしい姿が参拝の檀信徒に好評で、早くも妙経寺の新たな顔となっている。
2022年8月30日号
千葉東 清澄寺旭が森銅像建立100年記念法要へ
【千葉東】8月30日、清澄寺旭が森銅像建立100年の記念法要に、日蓮宗千葉県東部宗務所(冨永観瑞宗務所長)より檀信徒協議会役員と区役員および宗務所事務局総数20名にて参列団参を実施した。はじめに清澄寺の宮崎雅宣執事長による銅像の縁起説明があり、その後新たに出来たスロープを登り、旭が森日蓮大聖人立教開宗銅像の前にて整列した。法要は、菅野日彰管長猊下大導師のもと、副導師には清澄寺別当猊下と千葉県4管区宗務所長が出仕して銅像建立100年の記念法要が営まれた。その後、研修道場講堂にて身延山久遠寺の豊田慈證布教部長による記念講演を拝聴した。参加した檀信徒や教師は意義深き日に参拝できた喜びで満足されていた。
2022年8月29日号
愛知名古屋・両親や祖父母へ感謝のメッセージカード作成
【愛知県名古屋市】日蓮宗名古屋青年会は令和4年8月29日、第48回「青少年と青年僧の集い」を開催し小学生16人が参加した。
朝、会場となる東区の浄蓮寺に集合し、今回のテーマとなる「わたしのためにみんなのために」のお話を聞き、慣れない正座をしながらお経練習をした。
午後は安城市のデンパークへ移動し、アスレチックや芝生で遊びパン作り体験を行った。作ったパンは両親や祖父母へ普段の感謝を綴ったメッセージカードを作成し、帰宅してから一緒に渡せるようにした。
例年は宿泊で開催しているこの集いだが、本年はコロナ禍であることを鑑みて宿泊を伴わない1日での開催となった。
新しい試みとして10日前からの問診票を配布し各自体調チェック、また申し込みは紙媒体を使用せずGoogleフォームからのネット申し込みに限定する等の対策をして当日に臨んだ。
参加した子供から「楽しかったので来年も参加したい」との声が聞かれた。