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2022年8月31日
静岡西 十二支の欄間彫刻が話題に
【静岡西】四季折々に美しい景観が広がる浜名湖に近い湖西市新所の妙経寺(松田成幸 住職)で、新たに地域の話題となっている十二支の欄間彫刻がある。本堂向拝に掲げられた幅一間一木彫りの十二支像は、今でこそ本堂正面、向拝の欄間に収まっているが、もとは同管内、菊川市の寳珠寺住職、杉本蓮修上人が岐阜の職人から求めたものだが、まだ寳珠寺の堂宇で飾られることはなかった。今回、杉本住職の厚意で十二支の「引っ越し」が決まり、数奇な運命で別寺の本堂正面を飾る主役として迎え入れられた。寺院の本堂向拝に十二支像があるのは珍しいそうで、令和の「縁つなぎの十二支」として、力強くも可愛らしい姿が参拝の檀信徒に好評で、早くも妙経寺の新たな顔となっている。