全国の通信記事
2021年7月31日号
宮鹿沖 龍雲寺第11回龍雲寺わんぱく寺子屋
【宮鹿沖】七月三十一日(土)宮崎県 都農町龍雲寺(吉田憲由住職)第十一回龍雲寺わんぱく寺子屋が開催された。二十名の元気な子どもたちが集まり、三密に気を付けながら規模を縮小しての開催となった。龍雲寺の寺子屋は住職だけではなく、総代役員さんや檀家さんが何日も前から、準備をし、みんなで地域の子どもの成長を見守り、支え続けている大切な行事である。寺子屋の中で吉田団長は「寺子屋の3つの約束!みんなで助け合いましょう。元気な声であいさつをしましょう。はきものをそろえましょう。を守ってみんなで成長しましょう」と挨拶。将来の夢や願いを込めながらプラ板でのお守り作り、慣れない筆を使い、写佛体験(今年はアマビエ様)や、数珠作りと沢山の仏教に触れ、修行に打ち込んだ。子供は地域の宝!檀信徒の未来!みんなで見守りながらゆっくり育てて行きましょう。暑い暑い宮崎の夏とコロナウイルスを吹き飛ばす、元気いっぱいわんぱく寺子屋が夏休みのスタートと共に楽しい思い出となった。
2021年7月29日号
大阪市 第2回教師研修会
【大阪市】管区降誕800年慶讃事業 第2回教師研修会が7月29日(木)午後1時半より午後5時まで、出席16名、ズーム出席16名の合計32名の出席により開催された。当初、令和2年2月に開催予定であったが、コロナ禍により1年間延期し今年2月に予定したが再延期となり、今回の開催に至った。講師は立正大学教授寺尾英智先生をお招きし、講題は『日蓮聖人降誕の伝記と伝説』で、多くの資料を使いながら、分かりやすく興味深いお話を頂戴した。今回の研修会は延期に次ぐ延期で講師の寺尾先生をはじめ、聴講の皆様にもご心配とご迷惑をお掛けしたが、日蓮聖人の御降誕について理解を深め、更なる信仰の糧を得ることができた。
山梨4 山梨県青年会主催の寺子屋
【山梨4】令和三年七月二十九日、日蓮聖人御説法之霊場妙石庵(山梨県甲府市)において、山梨県日蓮宗青年会主催の寺子屋が実施された。この寺子屋は、県内に住む小学生を対象に、青年僧と共に学習や、修行を体験してもらう目的で、今回が初めて行われた。現在流行している新型コロナウイルス感染予防に、換気、消毒、マスクの着用を徹底し定員も15名と限定して実施された教室だが、多くの子供からの参加希望があったという。集まった子どもたちは午前中、僧侶達が本堂で読経する中、作法を教わりながら緊張した面持ちで焼香をし、慣れない正座に足をしびれさせながらも、最後までしっかりと修行体験を努めた。学習の時間には、それぞれ持参した夏休みの宿題をし、わからない問題は会員に質問しながら解いていた。午後には楽しく体を動かす時間もあり終始、子どもたちからは笑顔が溢れていた。山梨県日蓮宗青年会会長の小澤真弘上人は、「当区の青年会では毎年錬成道場として子どもたちと一緒に七面山登詣を行っていたが、さらに地域コミュニティに貢献できるよう、子どもたちを対象に寺子屋を行いました。これを機に、今まで以上にお寺に親しみをもっていってもらいたい。」と語った。「楽しかった」「また来たい」と充実した表情を見せる子どもたちからは、今回の寺子屋が夏休みの大切な思い出の一つとなったことがうかがえた。