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2023年7月31日号
埼玉 川口市感應寺 第13回寺子屋
【埼玉】7月31日、川口市感應寺(石黒淳明住職)にて第13回目となる「子供修養道場寺子屋」が開催され10人が参加した。開校式、自己紹介、石黒住職「いのち」についての法話に続いて、読経、唱題行太鼓練習と真剣に取り組んだまた、流しそうめん、スイカ割り、ヨーヨー釣りと、暑い中、子供たちの元気な声が一日境内に響いた。閉講式では、修了証が一人ひとりに渡され、家族への感謝の手紙、お供えのお菓子等を持ち、笑顔で帰っていった。
石川1 金沢市善妙寺で修養道場
参加の子供たちは小学1年生から5年生までの30名程で、午前中に数珠の扱い方を学び、お経の練習をした。休憩を入れてからの唱題行では子供たちの大きな声のお題目がお堂の中に響き渡った。
続いて、食法や精進料理の説明、食事の大切さを学び、昼食で精進弁当や大豆ミートのウインナーを食べた。
午後からは講師先生をお招きして紙を使った風鈴作りをした。はじめに、紙に思い思いの絵を書いて、紙を貼り合わせて鈴と5年玉をつけ吊るせる形に仕上げて完成となった。
頑張った子供たちは先生方が作ったかき氷を食べて涼をとった。
最後にビンゴ大会をして盛り上がり名残惜しい中、午前中に一生懸命に練習をしたお経を唱えて閉会となり、元気に親元に帰った。
2023年7月30日号
静岡中 御大事御本尊会
【静岡中】静岡県大本山北山本門寺は7月30日(土用の丑の日)、年中行事である御大事御本尊会を奉修した。御静養中の貫首猊下の御名代として、鈴木春雄執事長御親修の下、霊験あらたかな御大事御本尊を奉奠し厳修に至った。
同寺司判・檀信徒の他、「おもんす殿女房」の末裔である石川由緒家ら多くが参拝した。
法要後、お経が転読される中、執事長が御大事御本尊を頂戴し、参列者はその「御大事様」の下をくぐり抜け、疫病退散の御利益を賜ると同時に、お樒祓(しきみばらい)で身体健全・無病息災を祈念した。
法要後の導師挨拶のなかで鈴木執事長は、「流行り病いは昔話ではなく、令和になってコロナウイルスに苦しめられました。心の病は厄介です。心が負の方に落ちていくと、身体もどんどん悪化してしまいます。南無妙法蓮華経という尊いお題目が、乾いてしまった心に潤いを与えてくれたのではないでしょうか。御霊宝御大事御本尊を奉奠し、厳しい暑さの中、皆様と共に読経唱題し、暑気払いの法要が無事お勤めできましたこと嬉しく思います」と締めくくった。