全国の通信記事
2023年7月30日号
宮鹿沖 『第3回みんなの寺子屋』
【宮鹿沖】宮崎県日向市本光寺で7月30日『第3回みんなの寺子屋』が開催され16名の小学生が参加しお寺で修行体験をした。
コロナ禍で様々な行事が自粛されるなか日帰り寺子屋を令和三年から開催。今回で三回目。
お数珠を作り、お題目を写経し将来の夢を願いお自我偈を読経。
そのあとはメンコや駒、射的など昔を遊びでみんなの仲を深めた。
お昼は婦人部特製の宮崎牛入りのカレーライスとお檀家さん手作りのスイカ。
午後から、地獄のお話の絵本を婦人部の方々に読んでいただいたり、副住職(吉良貴徳上人)の法話『みんなのために。たくさんのありがとうを』
佛さまの教え、日蓮さまの教え、法華経の教えを通して感謝の心が地域に弘まり、たくさんの子どもたちが仏教に触れた。
子どもの成長を見守るのが地域の方々の役目だ。
東京東 4年ぶりに修養道場
【東京東】令和5年7月30日、江戸川区妙覚寺にて東京東部青年会主催の修養道場が4年ぶりに行われ、堂内に読経する子供たちの元気な声が響き渡った。
修養道場は子供たちがお寺の修行体験を通じて、感謝と思いやりの心を育むことを目的に開く。49回目を迎えた今年は小中学生8名が参加、新型コロナウィルス感染症は5類へと移行したが、4年ぶりの修養道場は慎重を期し、小規模な日帰りでの開催となった。
朝10時、修行は仏前作法から始まり写経と写仏、昼食を挟んでお守り作りと唱題行を体験した。緊張気味だった子供たちも徐々に打ち解け、レクリエーションのスイカ割りや仏具体験では子供たちの笑顔が絶えなかった。また終了式では、子供たち全員が最後までやり遂げようと心を1つにして読経する姿が見られた。
修養道場を終え、子供たちから「楽しかった」「また参加したい」という声を聞いた東京東部青年会の今村隆正会長は「日帰りではあったが、子供たちが心を通わせ成長する姿を見て本当に嬉しかった。来年は以前のように大勢の子供たちが参加する2泊3日の修養道場を実現させたい」と意気込みを新たにした。
愛知名古屋 松延寺納涼祭
【愛知名古屋】名古屋市松延寺で7月30日、松延寺納涼祭が開催されて、檀信徒や近隣住民約450人が集まった。
本堂では、頭の上に素焼きの皿を乗せて、その上でもぐさを燃やしながら暑気封じ(夏負け、夏バテ防止)、頭痛封じのご祈祷が行われた。
また、境内では焼き鳥、かき氷、フランクフルトやジュース等が参加者にふるまわれ、集まった人々の憩いの場となった。また、お菓子つかみゲームには子供たちの長蛇の列ができ、たくさんのお菓子を手にして、歓声と笑顔でにぎわっていた。
さらに、有機野菜販売や靴のインソール作りに関しての無料相談なども行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
参加者の1人は「コロナ禍でお祭りに行けなかったので、久しぶりに子供とお祭りに来れて嬉しい。お寺の中も見れてよかったので、また来年も参加したい」と話した。