2024年3月16日
愛知尾張 一宮市妙泰寺で法灯継承式
【愛知尾張】3月16日、一宮市妙泰寺において第46世松永寿遠師から第47世松永寿康師への法灯継承式がおこなわれた。管内外有縁の僧侶や檀信徒ら約100人が参列する中、午後2時に開式され、石川友基宗務所長より辞令伝達がおこなわれ、その後寿遠師から寿康師へ払子が継承された。寿遠師は昭和56年に住職に就任し、昭和62年から平成元年にかけて本堂・書院・庫裏の再建事業をおこない、妙泰寺の整備に尽力した。宗門の役職では宗務所長、協議員議長、修法師会会長等を歴任し、石川宗務所長や勇師法縁愛知三重支部長の亀廣慈宗師が祝辞の中で寿遠師の功績を称えた。新住職の寿康師は謝辞で「今までを振り返ると、周りの方々のおかげで様々な気付きや学びを得る事が出来、また深いご縁によってここまで導いていただいたように思う。今後は地域の人々に足を運んでもらえるようなお寺作りを目指していきたい。そして皆様と共に法華経を学び、共にお題目を唱えていく事が自分の使命であると思っている。」と語った。当日は妙泰寺の新たな門出を祝うかのように晴れ渡る空が広がり、和やかな雰囲気の中、式は幕を閉じた。