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2019年8月31日
京都門下連合主催 55回夏期大学
【京都1】京都市中京区本能寺文化会館にて8月31日(土)京都日蓮聖人門下連合会主催、京都日蓮聖人門下本山会後援の第55回夏季大学 ~今、生きるよろこび 生かされる喜び~が開催された。残暑厳しい中、約100名の受講者と僧侶が集まった。
開講式に引き続き、第一講目として、日蓮宗常任布教師・松林院住職大西秀樹師による『日蓮聖人の言いたかったこと』━なぜお題目を唱えるのか━という法話があった。大西師はこの難解な内容から、受講者と対話したり、問題を投げかけたり、ホワイトボードを使い丁寧に語句の説明をして、受講者と一体となった法話がなされた。
第二講目として公益財団法人角屋保存会理事長・角屋もてなしの文化美術館館長中川清生氏による『島原の歴史と文化』の講義があった。配られた資料、レジュメを基に、京都・島原花街(現京都市下京区)で営業していた料亭角屋(すみや)の歴史や文化を説明された。建物は現在国の重要文化財に指定されている。受講者は熱心に聞き入り、中にはペンをとってメモする方もおられた。