全国の通信記事
2020年9月27日号
広島 府中市法音寺本堂落慶法要
【広島】広島県府中市法音寺(佐崎孝淳住職)に於いて、9月27日本堂落慶法要が営まれ、僧侶檀信徒総勢50名が参列した。
法音寺は先の堂宇が建立されて300有余年が経ち幾多の屋根替え等の修復を重ねるも昭和後期より老朽化が進んでおり、現住職更には平成16年に遷化された佐崎秀温前副住職、総代檀信徒らとともに本堂大改修の願いが高まっていた。この度、宗祖日蓮大聖人御降誕800年の慶讃の好機と合致し寺族、檀信徒各位の菩提心を結集し、総代会・世話人会を経て、1ヶ年の歳月を要し本堂の再建に至った。
法要は爽やかな秋晴れの中厳かに営まれ、参列した檀信徒は念願だった新しい本堂での読経に目を輝かせていた。諸上秀明総代会長に続き、佐崎妙朋副住職が謝辞を述べられ、仏祖諸天の冥護と本堂再建に関わった方々への感謝と信仰の決意を新たにした。
2020年9月20日号
愛知尾張 一宮市妙法寺七面堂開堂法要
【愛知尾張】一宮市一乗山妙法寺に於いて9月20日、七面堂開堂法要が執り行われた。元々山内に本堂とは別にあった七面堂は、老朽化により再建される運びとなった。本来なら4月11日に開堂法要を予定していたが、新型コロナウイルスにより延期となっていた。9月に入り感染状況を踏まえ、お堂が密にならないよう対策を施し、今回、彼岸会法要に先立って無事、開堂法要が厳修された。新たに塗り直された七面大明神、三十番神、子安鬼子母神、お万の方の尊像に副住職・河村泰政上人修法導師の下、法楽加持が行われ、その後、5座に分けて参詣者をお堂に招いて大衆法楽が行われ、参加者60名が新たなお堂で、七面大明神と対面、副住職の御祈祷を受けた。住職・河村廣嗣上人は「旧お堂は老朽化により倒壊の恐れがあった為、代々続いてきた信仰の場を失くすわけにはいかないと再建を志し、本日無事開堂供養を厳修することが出来ました。今後はより一層身近に感じてもうえるよう精進してまいります」と語った。参加者の一人からは「順延はされたが立派なお堂が出来てありがたい」と喜びの声を聞く事ができた。コロナ過に於いて何もかもが簡素化、簡略化されてしまう今、しっかりと妙法寺の法燈を次世代に繫ぐ住職の決意と、ようやく七面大明神が遷座され喜びを感じる檀信徒が一体となり、妙法寺寺族檀信徒の強い絆が現れた開堂法要となった。
2020年9月17日号
新潟西 ご聖日に、ご聖地で、ゆかりのご遺文拝読
【新潟西】新潟県東・西・北部3管区は日蓮聖人佐渡・来臨750年記念事業として「聖地顕彰 ご遺文奉読会」を企画し、第1回が10月22日、『寺泊御書』ご執筆の聖地である長岡市寺泊の法福寺祖師堂で開催される。新型コロナウイルス感染防止に配慮した上で堂内で同ご遺文を拝読する催しで、全国の僧侶檀信徒に参加を呼びかけている。この企画は今後、ご聖日を記念して、佐渡・根本寺(『開目抄』)、妙照寺(『観心本尊抄』)、柏崎・番神堂(『光日房御書』)でも開催する予定。
【第1回「聖地顕彰 ご遺文奉読会」】
日時・令和2年10月22日(木)10時~16時/会場 法福寺祖師堂(法福寺境外堂・風待ち滞在跡地=長岡市寺泊大町8157)/参加費 1人500円/当日予定 ご遺文は各自で用意すること。コロナ対策として法要形式の奉読会は行わない。時間内は堂宇を開放し、獅子吼像、硯井戸などを密にならないように自由参拝し、ご遺文奉読を行う。参加の記念として「硯水の霊井」からくみ上げた聖水で墨を擦り、ご遺文写経をし、完成したご遺文を法福寺に奉納する。写経は活字コピーした御書の上から数字をなぞり書きする。/その他 駐車場は「寺泊海岸つわぶき温泉・住吉屋」駐車場の利用可。できれば参加人数把握のため(yoneyamanotera@yahoo.co.jp)に事前連絡を(返信なし)。問い合わせは℡080‐6599‐4336、メールはeiko0108ike@gmail.com