全国の通信記事
2025年11月3日号
香川県・お題目のつどい
香川県宗務所では11月3日に高松市泉立寺(佐々木義淳住職)に於いて「お題目のつどい」を開催した。僧侶・檀信徒合わせて50人余りが参加した。
開式にあたり、石倉敬之宗務所長が挨拶をし、香川県檀信徒協議会副会長(泉立寺護持会長)大久保勲氏より挨拶を賜りました。その後、5回参加された3名の檀信徒の方を表彰し、お題目のつどいが開式された。
13時半より宗務所青年部による唱題行。14時より身延山共栄部長松本学尭上人をお迎えし、「共に生き、共に栄える ~菩薩の道を歩み、仏の道を成ずる~」という演題のもと法話を賜り、檀信徒一同がまた身延山へお参りに行きたくなるほどの身延山の魅力を沢山伝えて頂いた。
15時より石倉敬之宗務所長を導師に、法要が厳修された。最後に香川県檀信徒協議会会長小比賀亨氏より挨拶を賜り閉式となった。
2025年11月2日号
千葉南・いすみ市大栄寺お会式法要に併せて落語会
【千葉南】いすみ市大栄寺(遠藤了義住職)はお会式法要に併せて落語会を11月2日に開催し、僧侶檀信徒ら約50人が参列した。
法要で参列者が宗祖への報恩感謝の誠を捧げた後、古今亭圓菊師匠が高座に上がり、新作「新・寿限無」と「鰍沢」を披露。枕では日蓮宗と縁の深い「鰍沢」を習うきっかけとなった、先代圓菊師匠とのエピソードを語った。
遠藤住職は挨拶で「お会式に併せた落語会は今年で23回を数えます。僧侶が仏さまの教えを説く説教と、滑稽話や人情話を演じる落語には“話し伝える”という点で共通している。たくさん笑って楽しんでください」と述べた。
地元住民で初めて参列した女性は「初めて本堂に入ってみたらきらびやかで驚いた。落語がお寺の説教にルーツがあることは初めて知り、双方ともに興味が湧きました。来年は夫と参列したいです」と語った。
2025年10月31日号
栃木県大田原市護法寺 第2世中島教之上人本葬儀
【栃木】令和7年10月31日、栃木県大田原市 長遠山護法寺(中島啓文住職)において同年10月23日に遷化した第2世中島教之上人(玄妙院日教上人)の本葬儀が営まれた。世寿80歳。前日には通夜も営まれ、通夜・葬儀ともに導師に大田原市正法寺住職 中井本秀僧正 副導師に那須塩原市妙要寺住職 岩橋玄昌僧正・那須塩原市等覚院住職 藤﨑善隆僧正、式衆には法縁・管内有縁の僧侶が出仕して執り行われた。
教之上人は昭和49年に東京都池上において㈱水書坊を設立し、月刊「ナーム」誌刊行、編集長もされ、51年に南無の会を発足し、辻説法や南無行等を各地で行い、翌年護法寺の法燈を継承された。55年には柴又題経寺の執事もされた。平成14年、前住職の遷化に伴い、護法寺に帰住。平成21年~令和2年まで教誨師として活動し、大田原市に戻られてからも説法をされ、話された事は今も多くの方々の心に残っている。



















