全国の通信記事
2024年5月2日号
高知 寿量品三十六巻読誦会
【高知】蔵福寺(齊藤隨理師)で5月2日寿量品三十六巻読誦会が行われた。
この読誦会は久保晶宣師が遷化された後途切れていたが、宗務所長の齊藤師に再会の要望があり昨年齊藤師が復活させた。
当日は午前十時より十八巻昼食休憩を挟んで午後一時三十分より十八巻を荒行堂出行者、本年度入行希望者の木柾に合わせて総勢八名が読誦した。
参加者からは「大勢で読経する機会が少なく本当に楽しかった。」などの声が聞かれた。
齊藤師は「寿量品を三十六巻を読むと一部八巻と同じ文字数になると言われています。久保上人の気持ちを継いでいくためにも、この読誦会は続けていきます。」と話してくれた。
2024年4月29日号
神奈川2 第15回チャリティーコンサート
【神奈川2】横須賀西ロータリークラブ(楠山泰道会長)主催、社教会(楠山泰延会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第15回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・大学生・三浦学苑高等学校のインターアクトクラブの生徒ら、延べ二百人が参加した。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために 子ども達に明るい未来を」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などで幅広く活用されている。
コンサートの中では、それぞれ大明寺で活動している、大明寺合唱団「ロータス」、僧侶とその仲間たちによるバンド「BREY(ブレイ)」と双子デュオ「健太康太」らが演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げ、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場ではT・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、社教会による出店も行われ、募金や出店の売上金はT・M良薬センターを通じて能登半島地震被災者支援に使われる。
大阪市 第772回 立教開宗慶讃法要
【大阪市】4月29日(月・祝)午前11時より磯長 叡福寺において第772回 立教開宗慶讃大法要が執り行われ、僧俗併せて140名以上が参加した。法要に先立ち研修会館において、午前9時45分より青年会会長 服部泰敬師による前座法話。午前10時15分より専任布教師 龍妙寺御高主 芦田勝康師による法話がなされた。その後、午前10時45分より管長名代委嘱式が行われ、下土井龍永宗務所長が管長名代の導師として、来賓に滋賀県稲葉英量宗務所長、奈良県小野瑞正宗務所長、和歌山県蘆田恵教宗務所長をお迎えし、叡福寺の貫主猊下ご列席の下、管区信徒青年会による纏を先頭に太子廟前まで行列にて移動。太子廟前において聖徳太子への回向が手向けられた。更に纏が出迎える中、顕彰宝塔前に場所を移し、立教開宗慶讃大法要を厳修。併せて服部日青会長の導師による納経法要が執り行われた。生憎の曇り空であったが、皆晴れやかな気持ちに包まれ法要を締めくくることが出来た。