全国の通信記事
2023年10月5日号
秋田 祖山慶讃団参
【秋田】日蓮宗秋田県宗務所(藤嶋寛康所長)伝道会(石川是仁会長)主催による、秋田県祖山慶讃団参が10月5日から2泊3日の日程で行なわれ、県内の僧侶・檀信徒28名が参加した。
本年は身延山入山750年の節目にあたり、身延山へ秋田県として6年ぶりに団参を行った。
初日は、御廟所に参拝し、一様に御題目を響かせた。
2日目は久遠寺朝勤に参列後、祖師堂、仏殿納牌堂にて祈願・回向を行った。次いで思親閣に参詣し、御開帳を受けた。その後、御真骨堂にて輪番法要が厳修された。
3日目は柴又題経寺、谷中瑞輪寺での参拝御開帳後に、全員無事帰路に就いた。
今回初めて身延山へ訪れた参加者は「身延山は自然と手を合わせたくなる雰囲気があって、とてもありがたい。参加して良かった」と述べ、他の参加者は「コロナもあり不安もあったが、身延山は何度訪れてもありがたく、他のお寺の方々と交流できて楽しかった。また参加したい。」と充実した様子を伺わせた。
2023年9月30日号
宮城 第37回檀信徒統一信行会
【宮城】令和5年9月30日に仙台市経王寺(元木蓮尚住職)に於いて、第37回檀信徒統一信行会が開催された。本妙山経王寺と本妙丹後稲荷結社と合同で行われ、管内教師と檀信徒合わせ、約200名が集まった。開会式では法味言上と宮城県檀信徒協議会千葉米勝会長の挨拶があり、宮城県宗務所谷川海正所長から祝辞が述べられた。元木蓮尚住職からお寺の縁起紹介があり、唱題行が行われた。
昼食後には立正大学の寺尾英智師を講師に「伊達家の法華進行‐三沢初子と釈迦堂」という演題で講演があり、参加者は真剣に耳を傾けていた。昼食休憩にはマジックショーなども行われ、コロナ明けで久々の開催となったが、盛会のうちに終了した。
2023年9月10日号
宮城 角田市妙立寺本堂落慶法要・法灯継承式
【宮城】9月10日、角田市妙立寺で日蓮聖人御降誕八〇〇年慶讃事業 本堂建立落慶法要並びに法灯継承式が営まれた。コロナ禍で規模を縮小したのにも関わらず僧侶檀信徒、合わせて約500人がお祝いに参列した。
法要は、9時より稚児行列、記念撮影をしてから新本堂にて和讃奉唱、開堂修法が行われた。その後、畠山海進住職を導師に落慶式を営み法要中払子を手渡された、畠山海有新住職が導師を代わり法灯継承式を勤めた。
谷川海正所長より祝辞があり、妙立寺に来るたびに境内が一新していて、いつも驚かされていた。海進上人46年間の住職、大変お疲れ様でしたと話した。また、海有上人おめでとうございます。共に宗門の為に頑張っていきましょうと激励の言葉があった。
そして海進上人と海有新住職より謝辞で、海進上人は、本日来て下さりありがとうございます。檀信徒の皆さんのおかげで、今日まで山門護持、また本堂落慶する事が出来た。と話し、海有新住職は師父の想いを受け継ぎ、宗門・檀信徒の為、頑張っていきますと力強く話した。参列した檀信徒は、涙をながす人もいた。