全国の通信記事
2024年11月10日号
秋田 秋田市法華寺で入寺式
【秋田】11月10日、秋田市法華寺にて第27世齋藤静秀師から第28世齋藤宣裕師への法灯継承をする入退寺式が行われ、僧侶檀信徒約130名が列席した。
法要では齋藤静秀師を導師に御会式法要を執り行い、その後法灯継承、宣裕師を導師に力強い読経、入寺奉告、記念品贈呈、と厳粛な雰囲気の中行われた。
宣裕氏は平成21年より日蓮宗現代仏教研究所の研究員を務め、平成28年より現在まで日蓮宗秋田県教化センター長として日蓮宗寺院の教化活動のため尽力している。
法華寺は秋田県最古の日蓮宗寺院として創建より522年の歴史を持ち新住職のもと新たな一歩を歩み始めた。
2024年11月9日号
青森 管区檀信徒研修道場
【青森】日蓮宗青森県宗務所(小野泰幹所長)は11月9日、十和田市報恩結社(天間泰誠教導)を会場に管区檀信徒研修道場が開催され、檀信徒55名、教師13名、合計68名が参加した。
午前11時より開講式が行われ、小野所長を導師に、加藤知宏宗務所副長(つがる市要心寺住職)、天間伝道担当事務長を脇導師に法要が営まれた。
法要の後、第一校目の講師である天間事務長が書写行を始める前に、自身が僧侶になった経緯、東京都池上本門寺での仏道修行の講話が行われた。また、書写行が五種法師と呼ばれる一つの行に含まれていること、五種法師の実践を正しく行うと、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根を清浄できるようになる教え、宝塔偈の訓読と解説を行ってから、書写する実践修行に入った。
第二校目の講師である五戸町妙信寺住職、田中康勝師が大曼荼羅御本尊の講話、ひろさちや先生が講演されていた芥川龍之介の蜘蛛の糸を元に、もし各宗派の開祖が地獄にいたらどう行動をするかを推測した講話を行った後、唱題行が始められた。
第三校目は青森市妙輪寺住職、釈迦堂教会担任の西村花蓮師による聞法行が行われた。宝塔偈の訓読を檀信徒全員で唱え、西村師による御遺文「如来滅後五々百歳始観心本尊抄」を拝読した。宝塔偈や御遺文、お題目を通して、法華経を受け持ち続ける大切さをお話しされ、祖伝と題して日蓮聖人の御一題記を繰り弁(声色を変えたり、身振り手振りを交えて登場人物の心情を表現する伝統的な法話方法)によって話して伝えた。
閉講式では出席各寺院の檀信徒代表に修了証が手渡された。小野所長は今回快くお寺を開放して会場に引き受けて下さった天間事務長。そして昼食時に手料理の御汁をお出し下さった天間事務長の奥様に御礼を申し上げた。
最後に加藤副長より、研修道場でお手伝いされた方々、また参加された檀信徒の皆様に感謝申し上げた。研修道場は来年も開催するので、何卒参加してほしいと締めの挨拶を述べ、管区檀信徒研修道場は終了した。
2024年10月27日号
山形 山形市大宝寺で最上稲荷大祭
【山形】10月27日、山形市大宝寺で開催された最上稲荷大祭に、県内唯一の万灯講中「櫻燈會」が万灯を披露した。
大宝寺の境内には最上稲荷を祀ったお堂が昔からあった。しかし今まで目立った年中行事をしていなかったこともあり、同寺住職の新谷宝珠師は「いつかお祭りを開催して、檀信徒には最上稲荷のことを知ってもらい、地域の人たちも大宝寺のこと知ってもらいたい」とかねてより考えていた。
新谷師は櫻燈會として各寺の万灯に参加する中で、櫻燈會会長で天童市妙法寺住職の矢吹栄修師より「いつかなんて言っていたらいつになるかわからない。今年から始めてみたらいい。初めは少人数でも毎年やれば徐々に人は集まってくる。そのときに万灯も披露したらより多くの人がくる」とアドバイスをうけ、大宝寺で最上稲荷大祭を行うことを決意した。
当日は万灯以外にも様々な催しものを企画した。山形名物の芋煮や玉こんにゃくなどの飲食ブース、手のひらヨガや子ども向けのボッチャなど誰でも楽しめる出店を境内に設け、また怪談和尚と名高い三木大雲師を招いて怪談説法をしてもらった。事前に広く告知していたこともあり、多くの人でにぎわった。
万灯行列にも参加者がひしめき合い、太鼓や掛け声が山形の夜の街に大きく響いた。道行く人はスマホやカメラを取り出して撮影したり、手拍子を叩きながら一緒に歩いたり、歩道を埋め尽くすほどの大行列となった。
新谷師は「最初は周囲から理解を得られないところもあったが、結果として多くの人に喜んでもらい、大宝寺や最上稲荷を知ってもらう大きな一歩となった」と満足していた。また参加者や後で話を聞いた町内会の方々も「とても楽しく、驚くようなすごい祭りだった」「来年からは是非、協力したい」との声があがった。



















