全国の通信記事
2026年10月8日号
島根 布教講習会
【島根】島根県布教師会(小川廣延会長)は10月8日、第74回管内布教講習会を出雲市為久寺(岡田法弘住職)で開催した。濱田壽教師(全国声明師会連合会会長・広島県常國寺貫首)を迎え、管内の僧侶檀信徒ら約90名が参加した。
午前中の公開講座では、濱田師が『仏縁〜お題目と共に〜』と題してお題目との結縁の尊さについて実体験をもとに語られ、聴講した一同の涙をさそった。午後の部では、法話研修として管内教師の法話とその講評がおこなわれた。続いて、再び濱田師による教師研修がおこなわれ、ご遺文をもとにした回向文の作成例等の講義に参加した教師陣は真剣に聴講し研鑽を積んだ。
2026年10月5日号
埼玉 護法団参・統一信行会
【埼玉】埼玉県宗務所主催の「護法団参・統一信行会」が10月5日(月)、藤沢市龍口寺に於いて開催され、僧侶・檀信徒225名が参加した。
一行は早朝、県内各地を出発し、6台のバスに分乗して龍口法難の霊跡、本山龍口寺へ向かった。到着後、記念撮影を行い、大本堂(敷皮堂)にて統一信行会が執り行われた。
法要に先立ち、鈴木日沾貫首より縁起の説明と挨拶があり、「遠方よりよく来てくださった。本日のご縁を機に、ますますお題目の修行に励んでほしい」と参加者を歓迎した。
法要では、参加者一同が心を一つにして読誦、『立正安国論』一節の拝読に続いてお題目を唱え、第756回龍口法難会、第745遠忌を迎える日蓮聖人に報恩感謝の誠を捧げ、信仰の増進を誓った。
法要後、導師を勤めた埼玉県宗務所の石黒所長は、定員を上回る多くの参加者とともに、宗祖ゆかりの霊跡で統一信行会を開催できたことへの感謝を述べた。続いて、日蓮聖人が32歳で立教開宗されて以来、命懸けでお題目を弘められたご生涯を振り返り、龍口法難が宗祖のご生涯における重大な法難の一つであったことを説いた。また、数々の法難に遭われる中で、法華経の行者、地涌の菩薩としてのご自覚を深められた宗祖のお姿に思いを致し、5年後に迎える第750遠忌に向けて、「いのちに合掌」「知恩報恩」の心を大切に、ともに精進して参りましょうと呼びかけた。
参加者一同は、宗祖の不屈の信仰とそのご精神に思いを馳せ、お題目を弘める使命を改めて胸に刻んだ。当日は20代から90歳を超える方々まで、幅広い世代の僧侶・檀信徒が一堂に会し、信仰を深める貴重な機会となった。
日蓮聖人第750遠忌に向け、県内の僧侶・檀信徒が一丸となって信行に励み、宗祖の誓願を受け継いでいく決意を新たにする、意義深い統一信行会となった。
2026年9月29日号
北海道北 教区檀信徒研修道場
【北海道北】令和8年9月29日、北海道のへそと呼ばれる富良野市のすぐ北に位置する美瑛町で北海道教区檀信徒研修道場が開催された。コロナ禍により長らく中止されていたが、一昨年より再開し、今年度は北海道北部(穂坂孝史所長)が担当した。会場となった美瑛町は「丘のまち」として、国内外から観光客が多く訪れる町である。中でも「青い池」は世界的に有名な観光スポットである。参加者は檀信徒、寺庭婦人、教師を合わせて110人が集まった。会場となった森の雫RINは修学旅行でも使われる施設であるが、想定よりも多い参加人数だった為、大きな広間が狭く感じるほどであった。講師には日蓮宗全国檀信徒協議会会長の池上幸保氏と伊豆市大蓮院住職の佐治妙心師をお招きした。開会式後、まず初めに常不軽菩薩品第二十の一節を写経し、第一講が幕開けとなった。池上会長は、一昨年の釧路市阿寒町、昨年の登別市での開催に続いての3度目の来道となるが、地元管区以外での開催時は距離が遠すぎる為、参加が難しくほとんどの参加者は初めての聴講である。冒頭、池上家のルーツは平安時代にまで遡るというスケールの大きな自己紹介に、参加者は驚きを隠せなかった。その後、ご自身の様々な経験から得た信仰や学び、それを次世代へ継承していく事の大切さなどが語られた。まさに自分たちと同じ檀信徒目線でのお話は、皆の心に響くものがあったようだ。続く第二講では、伊豆市からはるばる北海道まで来てくれた佐治妙心師の自作平和紙芝居法話が行われた。今回は長崎で被爆され、十五歳で亡くなられた林嘉代子さんを偲んで、嘉代子さんの母親が植えた桜を題材にした長崎編と共に、紙芝居を作るきっかけとなったご自身の辛い過去や、戦争、災害の悲惨さ、そしていのちの尊さを語られた。当時の状況が伝わってくる語り口や、全身を使った表現により映画やドラマ以上に臨場感があり、多くの参加者が涙を流していた。初めて参加した方は「こんなに多くの人が集まっていて驚いた。講演も難しい話ではなく有意義な研修会だった。」と感想を述べられていた。講演の後は懇親会が行われ、檀信徒、教師一体となってビンゴやジャンケン大会を大いに楽しんでいた。



















