全国の通信記事
2024年10月6日号
兵庫北 但馬信行会
【兵庫北】宗務所主催、日蓮宗兵庫県北部檀信徒協議会・但馬日蓮宗青年会・日蓮宗兵庫県北部寺庭婦人会協賛の但馬信行会が10月6日、豊岡市観音寺区公民館で開催され、各地より僧侶と檀信徒を合わせて約130人が参加した。午前中は、法要、養父市實相寺住職堂前智洸上人による「仏事作法について」と題しての法話、会場寺院である豊岡市妙福寺住職中澤慈運上人の挨拶。午後からは寺庭婦人会の先達によって宗歌・仏讃歌・和讃の奉唱。但馬日蓮宗青年会の佐竹英知師を導師に唱題行を行い、午後2時半頃に解散した。天候にも恵まれ、参加者達からは「とてもいい修行ができた」との声が聞かれた。(清水隆澄通信員)
2024年9月30日号
福島 和讃振興会講習会
【福島】令和六年九月三十日福島県会津若松市、浄光寺にて福島県日蓮宗和讃振興会主催、令和六年度和讃講習会が開催された。
全国和讃連絡協議会会長、青森県栄昌寺住職田端義宏講師の下、福島県日蓮宗宗務所所長、氏家輝明上人を初め管内有縁の各上人とともに二十五名の会員が和讃の講習を受けた。
コロナ禍以来五年ぶりの講習会となり『初心に還って和讃に向き合う』ことを念頭に、新和讃の奉唱、太鼓の持ち方・打ち方、所作の講習を受けた。
「和讃はただ口にするだけでは不十分。一期一会の心を以って奉唱すること」
「信心、精進、素直、和合心の四つを意識し和讃に取り組むこと」
「人は立ち振る舞いよって神仏にも鬼にもなるが故に、所作には心を込めること」などの心構えを今一度意識する講習となった。
会員は久しぶりの会員同士の再会に喜び、和讃奉唱への意義を再確認しあい、穏やかながら力強い和讃が堂内に響き渡った。
2024年9月29日号
宮城 第38回檀信徒統一信行会
【宮城】令和6年9月29日に仙台市妙運寺(鈴木瑞運住職)に於いて、第38回管内檀信徒統一信行会が開催され管内教師と檀信徒合わせて約250名が集まった。
開会式では宮城県宗務所谷川海正所長導師のもと妙運寺修徒鈴木大智上人・鈴木孔大上人が出座し法味言上が行われ、宮城県檀信徒協議会千葉米勝会長より挨拶があり、谷川所長の祝辞が述べられた。
開会式後、妙運寺鈴木瑞運住職より縁起紹介が行われ、昼食休憩時には岡崎秀明氏による津軽三味線の演奏が行われた。
昼食後には、石川県本延寺河崎俊宏住職より「お題目と心の実践」という演題で講演が行われ、能登半島地震の現状と信仰の重要性についてのお話に参加者は真剣に聴聞していた。
その後、法華経読誦修法祈祷会が宮城県修法師会加藤鍊榮会長導師のもと行われ、立正安国・国家安寧の祈りと力強い読経と木剣の音が響き渡った。
閉会式では次回開催寺院の妙法寺(仙台市泉区)へ団旗が引き継がれ、盛会のうちに終了した。