全国の通信記事
2015年5月17日号
奈良・御所市本久寺で松尾光真師の法灯継承式
【奈良】御所市の本久寺で五月十七日、第三十一世松尾光真師の法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒約一五〇人が参列した。
森本竜静宗務所長から辞令が伝達され、正干与人である野村光俊師(堺市本成寺住職)から払子を継承された松尾新住職は「まだまだ僧侶として、人としても足りない所は沢山ありますが、お題目を一人でも多くの方々にお唱えして頂く為に精進して参ります」と語った。
鎌倉市薬王寺で『心の安らぎコンサート』
【神奈川2】恒例となっている『心の安らぎコンサート』が五月十七日、鎌倉市薬王寺(大埜慈誠住職)で当山の第七二二回開山会にあわせて開催され、ネパール地震などの災害物故者追悼法要に続いて、ヴァイオリン奏者の井上八世以さんと神田由起恵さん、ヴィオラ奏者の宮脇薩乎さん、チェロ奏者吉濱綾伽さんによる弦楽四重奏で、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」や、イギリス民謡メドレーなどをアレンジして演奏。後半からは、ドラム奏者トニー・ホルロイドさんも加わり、葉加瀬太郎作曲の「情熱大陸」や、ラヴェル作曲の「ボレロ」など迫力ある演奏で聴衆を魅了した。
大埜住職は、「去年から、御嶽山噴火、広島土砂災害やネパール地震がありました。世界各地で突然の災害や事故で亡くなられる方々がいる。このコンサートが皆さんの元気と安らぎになるとともに、被災地・被災者への想いを共有できる場になること。そんな開山会を続けていきたいと思います。」と挨拶した。
取材に対し、「開山会を『開かれたお寺』という法要にしようと始めて十年。皆さんが笑顔になれる企画、それがどこかで苦しんでいらっしゃる方々の助けになる企画を今後も続けていきたい」と今後の抱負を語った。集まった義援金はネパールに送られる。
2015年5月15日号
神奈川3・岩田辨隆・慈光院日辨上人本葬儀
【神奈川3】去る五月十五日(金)、小田原市上町 海近山廣宣寺(髙橋聖児住職)に於いて第四十二世 慈光院日辨上人(岩田辨隆聖人 世壽一〇二歳)の本葬義が、関東堺法縁法縁長 谷中感応寺 小倉俊学僧正を導師に迎え、管内有縁の各聖式衆のもと執り行われた。当日は管内外有縁の寺院・地元仏教会寺院・廣宣寺寺族・檀信徒、総勢一〇〇名近い方々が岩田辨隆上人のご遺徳を偲び参列した。午前十一時、伶倫による厳かな奏楽の内、小倉導師が入堂。読経の後、導師による歎徳がなされた。続いて、神奈川県第三部宗務所・山崎浩道所長(小林順光宗務総長代読)、協和会・戸田教栄会長、総代から弔辞が奉読され、参列者全員で上人の増円妙道を祈念した。法要の閉式にあたり、廣宣寺正干与人・金子元彦僧正より「どうかご参列の皆々様には今後尚一層ご当山とのご厚諠を下さりますよう、心からお願い申し上げお礼のご挨拶と致します」と謝辞が述べられた。続いて廣宣寺現当・髙橋聖児上人の謝辞に移り「本堂・書院の建立に際し祖父から自分がお金を出すから供養をやらしていただきたいと申し出があった時、祖父の凄さを知りました。また建設中には、早朝雨の日も風の日も数キロ離れた仮本堂に歩いておもむき朝勤をしておりました。八十を過ぎた祖父がそのようなことをするのはさぞかし大変であったことと思います。そのことを想うと頭が下がる次第でございます」と先代との思い出を述べた。法要後には大磯プリンスホテルに移り、上人を偲び導師を勤めた小倉僧正、またご臨席いただいた本山海長寺 菅野日彰貫首から上人へのお言葉を頂戴し、上人の生前のご遺徳を偲んだ。



















