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2015年5月17日号

大分市の開闡山一乗寺・第27世杉本顕庸師の入寺式

大分150528【大分】平成27年5月17日、大分市の開闡山一乗寺(杉本顕庸住職)に於いて第26世杉本顕誠師の退任式並びに第27世杉本顕庸師の入寺式が営まれた。当日は穏やかな晴天に恵まれ、僧侶檀信徒合わせて150名が参列した。一乗寺は住職不在の為、顕誠師が代務住職を務めていたが、今回素晴らしきご縁を頂き、顕庸師が杉本家の養子組となり住職に任命された。法要に先立ち稚児行列が関係寺院、檀信徒と共に営まれた。式の中で顕誠前住職から払子を手渡された顕庸新住職が力強く入寺奉告文を読み上げた。新住職は謝辞で「この一乗寺を癒しの道場にし、お題目の縁を広げていきたい」と今後の抱負を述べた。

三重・四日市市本覚寺で落慶法要

2015-05-17三重県本覚寺_09_天童祭文【三重】「…おだいもくけちえん まーしーたーまーえー なむみょーほーれんげーきょー! へいせい27ねん5がつ17にち てんどうだいひょう もりやまはるこ!」
三重県四日市市本覚寺本堂、時間は午前10時すぎ。お上人方や檀信徒そして家族が見守る中、今回天童代表をつとめる森山暖子(はるこ)さんの力強い祭文の声が、堂内に響き渡る。
その声を聞いて、皆一様に「よくできました!」と言わんばかりに安心の笑みを浮かべた。

夏の気配強くなり、汗ばむほどに暑さを感じるようになった5月17日。三重県四日市市の本覚寺(伊藤崇山法尼住職)において本堂新築落慶法要ならびに永代祠堂会がいとなまれた。
本覚寺は四日市市の目抜き通り、その中でも 国道1号線が南北に、高速に通じる県道が東西に走るその線の交点上、ビルや商店がひしめき合うような位置にその堂宇が建っている。
新しい堂宇は、落ち着いた焦茶色の3階建てビル形式となり、国道1号線側には『日蓮宗本覚寺』と書かれた金属製のレリーフがかけられ、見上げれば走る車中からでもその名が目に入る。

午後1時20分。約30名の稚児たちとその家族がひしめき合う一階の駐車スペースに半鐘が鳴り響き、慣れない稚児衣装に困惑していた子達も行列を組みはじめ、出発の準備を整えていく。
午後1時30分すぎ。ほぼ定刻通りに行列は本覚寺を出発。総代を先頭にして、住職、式衆、稚児、檀信徒の順に、町の外周約10分強の行程をお題目の声に合わせ、進んでいった。
本覚寺内外にお題目の声を響かせ、行列は町を一周しふたたび本覚寺に到着。そのまま本堂のある二階に上がり、慶讃法要の流れに進んでいく。
式衆に次いで入った稚児たちは、ご宝前にそれぞれ携えた蓮の花を献花していく。まだまだ幼く、どのように献花をすればいいのか分からない子などは、両親に促されるままに花を供え焼香していく。中には、蓮の花をポンと置いたかと思うとそのままスタスタと去って行く姿もあった。
次いで、天童代表の森山暖子さんが、二人の小さな稚児と共にご宝前に立ち、天童祭文を読み上げていく。
「てんどうさいもん!
うやまいたてまつるー」
と、その時、マイク係として森山さんの横にいた稚児の男の子が、『自分の声がマイクに乗らない』と思ったのか、手にしていたマイクをすかさず自分の口元に運ぶ。
「うやまいたてまつるー…」
そしてふたたびマイクを森山さんの口元に向ける。
こうして、
「にちれんだいしょうにんさまー」
「にちれんだいしょうにんさまー…」
と、天童祭文の輪唱が思わず始まってしまった。
声を逃すまいと必死になって交互にマイクを運ぶその姿に、ある人は目を細め、ある人は肩をふるわせながらも、温かいまなざしで天童たちを見守っていた。
祭文の読み上げが無事終わり、次いで、伊藤崇山法尼導師のもと七名の式衆と共に本堂新築慶讃法要ならびに永代祠堂会が執り行われ、各上人・檀信徒の唱える読経と唱題が堂内に響き渡る荘厳な法要となった。

法要後、本覚寺の正干与である顕本寺(三重県桑名市)の住職伊藤如舜上人による祝辞が述べられた。伊藤如舜上人は、新本堂での祝辞を述べられる事に喜びの想いです。こうして新本堂が建った事は仏祖三宝のご加護、そして先代住職の伊藤立教上人の努力によるところが大きい、と述べられた。
伊藤崇山法尼の夫でもあり、本覚寺先代でもある伊藤立教上人(平成22年7月遷化)。その笑顔を写した写真が、本堂に向かって右手の壁に掛けられている。
伊藤如舜上人は、その写真を見つめ「(本堂の新築落慶に)先代も、さぞ喜んでおられる事と存じます。檀信徒の皆さま、これからはこの新本堂を心の拠り所、信仰の拠り所として足繁くお参り下さりますように」と檀信徒に述べられた。
次いで、法縁を代表し神通寺(三重県名張市)住職 鷲阪行舜上人から祝辞が述べられた。
鷲阪上人は、仏縁を結んで頂いたことへの感謝を述べられた後、伊藤崇山法尼の活動に対する敬意を述べられ。平成24年から開始された本堂新築大工事が無事完成されたことに尊さを感じられています。檀信徒に対しては、ますます信仰深くしていただきまして本覚寺をお守りして頂きたく思う次第です、と述べられた。
引き続いて、三重県宗務所長西片元證上人(三重県四日市市安楽寺住職)より祝辞が述べられた。
西片所長はまず住職・檀信徒にご苦労様でした、とねぎらいお言葉を述べられた。
次いで、先ほど伊藤如舜上人は、壁に掛けられた立教上人の写真を『喜んで笑ってる』と言われたが、(西片所長の目には)顔は笑っているが目は笑っていないんです。「上手いこと言わんとゆるさんぞ」とおっしゃっているように見える。若い世代の伊藤如舜上人と、先代住職と世代の近かった自分とでは感じ方が違うことを述べられ、檀信徒の中から笑いが漏れていた。
同じ四日市市内ということもあり、本覚寺の前を通る事もある西片所長。新たに本堂が建ち、その表に『日蓮宗本覚寺』を目にした時、「凄く嬉しかったんです!」と感動の胸中を述べられた。四日市にある日蓮宗信徒の割合というのは決して多くない。その中にあって「ここに日蓮宗あり!」と見せつけてくれた。それが嬉しかった、そしてこれからも「日蓮宗ここにあり!」という姿を見せつけていって欲しい、と西片所長は語気熱い祝辞を述べられていた。
代わって住職挨拶。伊藤崇山法尼は挨拶にあたり、立教上人が生前「自分が遷化したらお寺を建て替えて欲しい」と言っていた話を述べられた。その時は古い本堂のままでも良いのではとも思っていたが、本堂新築が歴代上人の願いだったのか、崇山法尼が新住職になり、教えを弘めていく中で次第に本堂新築のための流れが出来ていった事を語る。
本覚寺の堂宇を先代(立教上人)の身体、障子や壁は檀信徒の血と肉だと思い、ここで歴代上人の息吹を、日蓮聖人の息吹を頂きたいと思っています。これからも変わらず本覚寺においでになって日蓮聖人にお逢い下さい、と挨拶を述べられた。

熊本・荒尾市妙國寺で「OTELIKE2」(おてらいく2)

熊本150605b③【熊本】荒尾市妙國寺(渡邊義俊住職)は地域住民を対象としたイベント「OTELIKE2」(おてらいく2)を五月十七日に同寺で開催し、檀信徒をはじめ荒尾市内外から多くの住民が参加した。
渡邊義専副住職の「お寺をもっと知ってもらい、身近に感じてほしい。そしていろんな人との縁を結ぶ場所になってほしい。そしてあわよくばお寺を好きになってほしい」との思いから、昨年から開催しているもので、「OTELIKE」という名前は「お寺にいく」と「お寺を好き(LIKE)になる」という意味を掛け合わせたという。
当日は祈祷と津軽三味線のコラボレーションで始まり、熊本大学の人形劇サークル「青い鳥」の人形劇やハワイアンフラ&オリタヒチダンスグループ「Hula.Olu.oluO Moanalani」のダンスショー、プロマジシャン「Magician Taka」さんによるマジックショー、赤ちゃんハイハイ競争などが催されたほか、飛び入りで「熊本城おもてなし隊」も登場。また、写経や小動物とのふれあい、フラワーアレンジ、消しゴムハンコ、バルーンアートなど数多くの体験コーナーも設けられ、終了まで活況を呈した。

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新年のご挨拶。

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